• ページの本文のみをプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。
  • ページ全体をプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。

電子情報工学が対象とする領域

現代は情報化社会で、携帯電話、パソコン、ファックス、テレビジョンなどは我々にとって不可欠の道具になっている。これらはすべてインターネットを含んだ先端的通信技術で有機的に結合されている。これらを支えている技術がエレクトロニクスである。近年のエレクトロニクスの進展はめざましく、携帯電話、インターネット等の通信システムでは、情報の担い手として電波に加え光が用いられ、現在は光ファイバーによるネットワークが実現されている。これらの先端エレクトロニクス技術を支える電子・光デバイスおよびその応用システムは、研究開発の対象として広大な領域を形成している。

本学科はこの領域に教育と研究の重点を置いている。もともとは信号処理から出発した情報を変換・加工する「情報処理技術」の進展も著しい。特にデジタル信号処理の技術は、通信の技術としてはもとより生体情報や音声、画像の処理技術、あるいは家電製品等の電子機器やロボットのコンピュータ制御などの電子システム、回路の基礎をなす技術となっている。これら情報処理技術も先端の領域であり、本学科の力を注ぐもう一つの重要な領域である。これらの領域についての基礎知識を身に付け、それを駆使し、新たに生じる課題を創造的に解決する実践的な能力を有する人材の養成を目指している。

ページの先頭へ