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学習・教育目標

学習・教育目標

電子情報工学科の教育目的を達成するために、内容を具体的に表した以下の8項目からなる学習・教育目標を定めている。 学生はこれらの目標に沿って、バランスの取れた履修計画を立てることが必要である。

A.自然環境の保全と人類福祉への理解と貢献

環境やエネルギーなどの自然との共生、人類の物質のみならず精神的な豊かさを勝ち取るために技術者として果たすべき使命、個人や他者の人生の目的を歴史、文化、経済、福祉などの多面的な分野から考え、他者を思いやる気持ちを持って、国際的にも十分活躍できる実行力を養う。

B.情報化社会におけるルールと技術者倫理の理解

技術者と自然や社会との係わり、技術者が社会に対して負っている責任、情報化社会において守るべきルールなどについて、工学者倫理や実例を取り入れた特定分野の教育などを通して理解する。また、現代社会では工学が日常生活に与える影響が強くなるが、その弊害や問題点も理解する。

C.数学、自然科学に関する基礎学力および情報処理技術の理解と活用

  1. 電子情報工学で現れる様々な現象を数理法則に則って理解できるように、数学の基礎知識、基礎理論を習得する。また、専門分野における広範囲の問題解決に際して、数学の基礎的な知識を活用できる能力、数理法則に基づいて対象を類推、理解する能力、論理的な思考法を身につける。
  2. 電子工学に関連の深い物理学を中心に、力学、熱学、電磁気学の基礎を学び、自然科学の基礎知識、基礎理論を習得する。また、専門分野における広範囲の問題解決に際して、物理法則を主とする自然科学の基礎的な知識を活用できる能力、理論に基づいて対象を類推、理解する能力、論理的な思考法を身につける。
  3. コンピュータの構造と動作原理およびプログラミングを通して、情報処理の基本的な手法を理解する。様々な情報源から必要な情報を収集する方法やデータの解析法など、コンピュータと情報処理技術を問題解決に活用する方法を習得して、この分野の理論と実践を理解、活用する能力を身につける。境やエネルギーなどの自然との共生、人類の物質のみならず精神的な豊かさを勝ち取るために技術者として果たすべき使命、個人や他者の人生の目的を歴史、文化、経済、福祉などの多面的な分野から考え、他者を思いやる気持ちを持って、国際的にも十分活躍できる実行力を養う。

D.電子情報工学に関する基礎学力

  1. 電気、磁気、電気・電子回路で現れる様々な概念を理解し、この分野の基礎知識、基礎理論を習得する。また、電磁気や回路が関連する分野の問題解決に際して、基本的な知識を活用できる能力、理論に基づいて対象を類推、理解する能力、論理的な思考法を身につける。
  2. 電子デバイス、光システムに関する分野の基礎知識、基礎理論を習得する。また、電子デバイス、光システムが関連する分野の問題解決に際して、基本的な知識を活用できる能力、理論に基づいて対象を類推、理解する能力、論理的な思考法を身につける。
  3. 情報通信、自動制御に関する分野の基礎知識、基礎理論を習得する。また、情報通信、自動制御が関連する分野の問題解決に際して、基本的な知識を活用できる能力、理論に基づいて対象を類推、理解する能力、論理的な思考法を身につける。
  4.  コンピュータ、情報処理に関する分野の基礎知識、基礎理論を習得する。また、コンピュータ、情報処理が関連する分野の問題解決に際して、基本的な知識を活用できる能力、理論に基づいて対象を類推、理解する能力、論理的な思考法を身につける。

E.エンジニアリングサイエンスの理解とデザイン能力

学生実験、ゼミナールおよび卒業研究などを通して、数理法則やハードウェア技術に基づいたデザイン能力、類推能力、創造性、発見能力、コスト意識などを養い、地域における中核技術者を育成する。また、問題解決に際して、電子情報工学各分野の基本的な知識を活用できる能力、理論に基づいて対象を理解しモデル化する能力、系統的、論理的な考え方を身につけ、問題解決のために計画、実施、考察を行い、結果をまとめて発表するデザイン能力を養う。

  1. 与えられた状況下で、実験をデザインして正確なデータを収集し、これを解析するとともに工学的に考察し、報告する能力を養う。
  2. 社会の要求を意識した電子情報工学分野の課題、あるいは自分で設定した課題の問題解決のために類推、創造、発見する能力を養いながら、エンジニアリングデザインの素養を身につける。
  3. 現代社会の中核技術者としての経済観を養い、企業経営の立場を理解する。

F.情報発信能力とコミュニケーション能力

情報発信の重要性を理解し、広く国際的視野に立った相互コミュニケ-ション技術を習得する。そして、国際的な電子情報工学の研究者・技術者である自覚を持ち、他国の文化を学習しながら他者の立場に立った物の考え方を習得し、自分の考えが表現できるようにする。

  1. 国際的視野に立った電子情報工学の技術者として事象を考え、正しく情報発信する能力を養う。また、英語などの外国語によるコミュニケーション能力を養う。
  2. 電子情報工学について英語表現できる能力を養う。また、国際的な電子情報工学の研究者・技術者である自覚を持ち、コミュニケーション能力を高めながら情報発信の重要性を認識する。
  3. 歴史や文化を通して、他者の立場に立った物の考え方を学ぶ。

G.自発的、継続的学習能力

絶えず変化・進歩する技術や新たに生まれる社会の要求に常に関心を払い、そこに横たわる課題を的確に把握することを自主的かつ継続的にできる基礎的能力を身につける。

H.研究課題に対して計画的に対処し、まとめる能力

与えられた課題に対して時間的および資源的制約を考慮して効率的な計画を立案し、課題解決のためにリーダーシップを発揮し、他のメンバーと協力して計画を遂行する能力を養う。

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