• ページの本文のみをプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。
  • ページ全体をプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。

工学部 情報工学科 山内康一郎先生

【2016年1月1日】

山内康一郎先生

プロフィール

山内康一郎(ヤマウチ コウイチロウ)先生。大阪大学大学院 基礎工学研究科 博士後期課程修了。名古屋工業大学 助手、北海道大学大学院 准教授を経て、2009年から中部大学 工学部 情報工学科 教授。

大阪府出身。親の転勤もあり、国内のいろいろな場所に住んだ経験がある。奥さまと息子さんの3人家族。家族でさまざまな場所に旅行に行くのが好き。家庭では料理も。あるお店の焼き飯を研究し、味を再現して息子さんにほめられた時はすごくうれしかったとか。

山内先生を Close Up!

先生の研究内容

山内康一郎先生

回路

「昆虫はとても小さい脳しか持たないにもかかわらず、時として人間に似たふるまいを見せます。特に物事を学習する能力を、どのように、あの小さな脳で実現しているのかについてとても興味があります。私の研究室では昆虫のように小さな脳でも学習が継続できる学習理論を開発し、マイクロコンピュータ(小さなコンピュータ)上で動作する人工知能を構築しようと研究しています。

研究するようになったきっかけは、高校生の頃、ある本で人間を含む生物は、複雑な機械であることを知ったことです。ふわふわとした捉えどころのなさそうな人間の精神や考えることそのものが、機械として再現できると知って、作ってみたくなりました。

授業ではオペレーティングシステム(コンピュータのOSの仕組み)、C言語応用(プログラミング)、オブジェクト指向言語(Javaプログラミング)、機械学習特論(人工知能)を教えています」

先生の学生時代

学生時代

大学院生時代の山内先生

「小さな頃は、いろいろなものを作って遊んでいました。一方で、いろいろなものを分解して親に叱られていました。今、思うとこれが私の原点だったように思います。大学では理工系の学科で学び、学生寮で4年間を過ごしました。学生寮の生活は、小規模な集団生活でしたが、社会の縮図ができあがっていく様を目の当たりにし、社会で問題となっている事柄は大人たちのせいではなく、自分たち自身の中に要因があるのだと学びました。寮生活だったので、研究にも没頭できました。その後は、大学院に進み、博士課程では神経回路(生物の脳)の情報処理を計算論的に構成する研究をし、現在の研究につながっています」

メッセージ

山内康一郎先生

「人工知能、特に学習理論の研究をしていて人間を参考にすることが多いので分かるのですが、人間は自ら学ぶ能力を生まれつき持っている生物です。しかも、必ずしも先生がいなくても試行錯誤しながら学んでいけるのです。ぜひ自らの学ぶ力を発揮してほしいと思います。興味を持ったことはまず挑戦あるのみです。とにかく楽しく学んでください。それならば、学校は不要か?といえば、そうではありません。人類が全員自分の力だけで学んでいたら、いまだに人類は採取狩猟生活のままだったかもしれません。学校教育の目的の一つは、先人の知恵を学び、短時間で時代の最先端にたどり着くことでもあります。情報工学科では、ユニークな研究をしているたくさんの先生がいます。こうした恵まれた環境で一緒に学びましょう」

ページの先頭へ