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人文学部 英語英米文化学科 ヤーッコラ 伊勢井 敏子先生

【2014年6月1日】

ヤーッコラ 伊勢井 敏子先生

プロフィール

ヤーッコラ 伊勢井 敏子(ヤーッコラ イセイ トシコ)先生。フィンランド共和国国立ヘルシンキ大学 大学院  行動科学研究科 音声科学部 一般音声学専攻 博士課程修了。音声学博士。2006年より中部大に赴任。人文学部 英語英米文化学科 教授。専門は「音声学」「音声教育」。

趣味は10代の頃からやっている三味線と、フィンランドに住んでいた時に始めた釣り。

ヤーッコラ先生をClose Up!

フィンランド人の男性と結婚したヤーッコラ先生。名前のインパクトもあって、どんな先生か会ってみたい、授業を受けてみたいという学生の声が聞こえてきます。「ヤーッコラ(Jaakkola)とはフィンランドではよくある名前なんです。でも、日本語名も入っているし、長いですよね。世界に1人しかいないと思います(笑)。日本生まれの生粋の日本人ですよ」。そう話すヤーッコラ先生は、家庭では日本語、英語、フィンランド語の3カ国語で話し、ここ中部大では、英語英米文化学科の先生として専門の音声学を生かした授業『発音クリニック』『英語の発音』などを担当しています。

ヤーッコラ先生の授業で英語の発音がうまくなる!?

― そんな予感を感じさせてくれる発音の授業。「日本人は発音下手だとよく言われますが、なんとかして良くしたいと思っています。学生が私の授業を受けて少し口の動きを修正しただけでネイティブに近い発音ができた時には、本当にうれしくなります。上達するには100回でも1000回でも地道に声に出して練習するのが一番です。授業では顔面体操をして、顔の筋肉をほぐすこともしていますよ」。現在は、発音向上につながるプログラムの開発も手掛けていて、“発音評価システムおよび発音評価プログラム”の特許も取得。「誰もが手軽に使えるように、パソコンや携帯電話のアプリとして使えるようになればいいなと思い描いています」。

 

ヤーッコラ 伊勢井 敏子先生

特許証

発音評価システムおよび発音評価プログラムの特許証

ヤーッコラ先生が紹介されたヘルシンキ新聞

ヤーッコラ先生が掲載されたヘルシンキ新聞

学生時代を振り返る

よく遊び、そして猛烈に勉強

学生時代は音声学のメッカである英国ロンドン大学と、多くの著名な音声学者を輩出し、その研究の歴史が長いフィンランドのヘルシンキ大学で勉学を重ねてきたヤーッコラ先生。「18歳で大学生になってから万年学生でしたね。学部生の頃はよく遊びましたが、その後大学院に行ってからは猛烈に勉強しました。北欧、特にフィンランドは学問を非常に大事にする国で、世界の音声研究のトップレベルの人が集まっている中で学べたのはとても刺激的でした。ヘルシンキ大学で博士号を取得した初めての日本人(らしい)ということで現地の新聞に掲載されたことは思い出に残っています」。

研究の本

研究に魅了され続けて

万年学生だったというヤーコッラ先生。音声学研究の魅力をこう話します。「音声学は声を使ったあらゆる人間活動に関係していて、研究するほどに未解明なことが多いことを知ります。男女の差や職業などによって人の声はさまざまですが、音声学においてはすべてを等しく研究対象にしていて、とても幅が広く奥深い研究領域だと思います。常に何かを学べることに喜びを感じ、新たな発見をしたり、できない言語や方言の発音ができると感動します。自分の好きなこと、やりたいことを追い求めてきて、今に至りました」。長年音声学研究を追究してきたヤーッコラ先生、中部大の誇る音声・発音のスペシャリストです。

高校生にメッセージ

ヤーッコラ 伊勢井 敏子先生

「海外に一歩出れば自らの意思にかかわらず日本を背負うことになるので、日本の文化・歴史に関する知識をしっかり身に付けてほしいです。そのためにも、自分の言葉(母語や方言)を大切にして、自分の意見をまとめ、必要に応じてきっちり最低でも英語で発言できるようになってほしいと思います。そして、たくさん本を読み、常に考えること。夢を持ち、それを実現するためにはどうしたらよいかを日頃から考えること。どうしたら世の中の人のためになれるかを考えること。そういったことを日々考えながら過ごしてほしいと思います。私にとって卒業生は宝ですし、在学生は希望です。フィンランドの森を彷彿(ほうふつ)とさせるような木々に囲まれた中部大のキャンパスがとても気に入っています」

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