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工学部 ロボット理工学科 イ ジェリョン先生

【2019年6月1日】

イ ジェリョン先生

子どもや高齢者をケアする“インテリジェントシステム”について研究
一人ひとり異なる感情に応えるAIソフトを開発

プロフィール

イ ジェリョン先生。韓国・釜山大学校(国立)機械工学科卒業後、ロボットの研究が盛んな日本へ留学。名古屋大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 博士後期課程修了。2014年4月に中部大学に着任。工学部ロボット理工学科講師。

韓国釜山出身。スポーツが好きで、ゴルフやホットヨガが趣味。たまに登山もする。好きな食べ物はベリー類で、日本食ではお寿司が一番好き。

イ先生を Close Up!

先生の研究内容

イ ジェリョン先生

「子どもや高齢者をケアするインテリジェントシステムについて研究をしています。ここでのインテリジェントシステムというのはロボットやスマートホームなど、人と機械が相互にコミュニケーションをとれるシステムのことです。発達障害を持つ子どもが、クリニックや病院でセラピーを最も効果的に受けられるようにロボットがサポートしたり、一人暮らしの高齢者が毎日の生活を快適に過ごせるようにスマートホームとロボットが手伝い、守っていくことを目指しています」

研究を志したきっかけ

イ ジェリョン先生

学生と実験で訪れたセルビアで(左から2人目がイ先生)

「大学の講義でヒューマンロボットインタラクション(HRI、人間とロボットの相互作用)の分野について知る機会がありました。さまざまな異なる分野の知識を集めて社会に何らかの形で貢献していることに魅力を感じました。その後、ロボットの研究が進んでいる日本に留学を決め、名古屋大学大学院に進学してHRI分野を本格的に始めるようになりました」

研究成果「一人ひとり異なる感情に応えるAIソフトを開発 ─自閉症児の在宅治療で実用化目指す─」を発表

「自閉症スペクトラム障害を持っている子どもにロボットを使ってセラピーを行うことは約20年前から研究が始まり、いろいろな研究者がさまざまな方法でセラピーにロボットを使ってきました。今回、その自閉症児の一人ひとりの特徴に合わせたロボットとセラピーを可能にするためのアルゴリズム(手順)を開発しました。セルビアと日本の2カ国で行ったため被験者の募集から、異なる言語の大量のデータ処理まで手間がかかるものがたくさんあり、苦労もありました。今後は今回開発したアルゴリズムを使って、長期的にセラピーを行い、ロボットを利用したセラピーを最も効果的に使う方法を明らかにして社会に貢献していきたいと思います」

イ ジェリョン先生

セラピストの家で実験準備をしている様子

イメージ画像

セラピストが付き添い、ロボットで自閉症児の反応を確認しているイメージ

先生の学生時代

イ ジェリョン先生学生時代

大学院生の時に参加したキャンプで(前から2列目の右端がイ先生)

「学部の時には機械工学科は女子学生が少なかったので、最初は大学生活になじめなかったのですが、それがきっかけとなり、学科以外のいろいろな活動に取り組むようになりました。他学科の講義にも積極的に参加したり、病院でのボランティア活動をしたり、サークル活動も“ロボットサークル”と“美術サークル”の2つに入っていました。振り返ってみると学生時代はいつも忙しかったです」

メッセージ

イ ジェリョン先生

「自分がどのような人で何を目指していて、そのために何を努力していくべきかをゆっくり考えられる時間は大学時代しかないと思います。いろいろな経験をするために、大学時代にさまざまなところに行き、さまざまな人に出会って話をすることはとても大事です。アクティブな毎日を過ごしてほしいですね」

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