• ページの本文のみをプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。
  • ページ全体をプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。

工学部 宇宙航空理工学科 苅田丈士先生

【2018年4月1日】

苅田丈士先生

航空宇宙機エンジン、熱力学、流体力学が専門
2018年4月開設の新学科「宇宙航空理工学科」を担当

プロフィール

苅田丈士(カンダ タケシ)先生。東京大学工学系研究科修士課程修了。宇宙航空研究開発機構(JAXA)で液体ロケットエンジン、スクラムジェットエンジン、ロケット-ラムジェット複合エンジンなどの研究に従事。2017年4月から中部大学に着任。工学部 宇宙航空理工学科教授。

大阪府出身で岡山県、東京都、宮城県と移り住んだ。趣味は映画鑑賞、読書、絵画・デザイン鑑賞、音楽鑑賞などいろいろ。

苅田先生を Close Up!

先生の研究内容

苅田丈士先生

 

ロケット

©北海道大学・JAXA
北海道大学とJAXAの共同研究で打ち上げられたロケット
「このロケットではマッハ0.3での飛行実験を行い、複合エンジンの性能の試験を行いました」

「液体ロケットエンジンを高性能化したり、新しい使い方を考えています。また、空気中の酸素を使うジェットエンジンを宇宙への飛行にも使えるように研究を進めています。ロケットエンジンを高性能化すると必要な推進剤(燃料と酸素)が減り、その分、荷物を増やすことができます。アメリカでは地上に帰ってくるロケットが使われ始めましたが、推力制御などの新しい使い方をしています。ロケットは、使い捨てにすることなく何度も使うことができるような時代になりました。

ロケットのエンジンは、意外と理由がはっきりしないまま設計をして使っているところがあり、そういった経験や勘に頼っているところを理論的に明らかにすることも行っています。また、実際の現象の計算によるシミュレーションも行い、試験する前に結果を予測したり、悪かった結果の原因究明に計算結果を役立てたりもしています」

 

燃焼実験

©JAXA
ロケット-ラムジェット複合エンジンの燃焼実験の様子
「亜音速(低速)、超音速(高速)、極超音速(超高速)と飛行速度によってエンジンの作動モードを最適な状態に変えていきます。さまざまな条件で燃焼実験を行い、作動確認を行いました」

研究を志したきっかけ

スペースプレーン

©K.Tani
ロケット-ラムジェット複合エンジンを搭載して、水平離着陸ができる宇宙飛行機「スペースプレーン」

「子どもの頃から恐竜と宇宙が好きでした。生物も魅力的な分野でしたが、宇宙もブラックホールやロケット、いろいろなものが好きでした。大学の学科は、2年生の前期までの成績で決まったのですが、学科を決める頃に観た『2001年宇宙の旅』がこの研究に突き進むきっかけのひとつになりました。この映画に出てくるスペースプレーンが宇宙ステーションにドッキングする場面は印象的でした」

先生のお気に入り

苅田丈士先生

もうすぐ2歳の苅田先生と猫のミー

4匹の猫

「猫好きで今も猫を飼っています。クリ、モン、ウシ、アンも宮城県から⼀緒に愛知県に引っ越しました」

メッセージ

苅田丈士先生

「『中部の空から世界の宙(そら)へ』 ― 夢を一緒に追いかけてみませんか?中部地区は航空宇宙に関係する企業もたくさんあります。せっかく勉強するなら、共に“好きなこと”を学びましょう。“ある課題(研究テーマ)を決め”、“計画を立て(実験・計算方法の検討や準備、技術の習得)”、“行動し(実験・計算)”、“結果を分析して”、“結論を出す(研究をまとめる)”というプロセスを勉強することは、どんな仕事でも大事なことで社会に出てからも役立ちます。何があっても大丈夫な、何物をも自分の糧にしてしまえる実力を付けていきましょう」

ページの先頭へ