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現代教育学部 現代教育学科 橋本美彦先生

【2018年2月1日】

橋本美彦先生

小・中学校の教育現場を経て大学教員へ
科学が好きな子どもたちを育てるために

プロフィール

橋本美彦(ハシモト ヨシヒコ)先生。愛知教育大学 教育学部 化学科卒業。愛知県の小・中学校の教諭になり、9年目に社会人として兵庫教育大学大学院へ進学、教育経営研究科 修士課程修了。小学校の教頭・校長を歴任後、2012年4月に中部大学に着任。現代教育学部 現代教育学科准教授。理科教育が専門。

愛知県出身。趣味はクラシックのオーケストラやオペラ、バレエ音楽の演奏会に行くこと、ジムで筋トレを行うこと。

橋本先生を Close Up!

先生の研究内容

橋本美彦先生

ジュニアセミナー

本学のジュニアセミナー別サイトにリンクします「楽しい!科学実験・工作」で

天文台

本学の天文台別サイトにリンクします天体観測所「星空かんさつ会」で

  • 文脈依存性を克服するための「学習の転移」に関する研究

「日本の教育は『縦穴を深く掘る教育』、すなわち、一つの学問分野を深く掘り下げることばかりに注力していて複数の学問をつなぐ横穴の掘り方は教えてくれないと言われています。小・中学校の教育現場で長く子どもたちを教えていましたが、確かに教科間の関連を意識した授業やある教科の考え方・解法を用いて、他教科の問題を解くという方法を教えることをしてこなかったと思います。また、子どもたちもその教科の問題は、その教科で学んだ解法でしか解いてはいけない(文脈依存性)と思っていることが分かりました。このような学びでは、子どもたちが社会に巣立ったときに生き抜いていけません。そこでは柔軟な発想力と応用力(知恵)が必要になります。これからの教育は、知識を知恵に換え、柔軟な発想力で、子どもが身に付けた力を総動員して問題を解決していける人間を育てていかなければならないと考えています」

 

  • 科学好きを育てるために子どもたちに行う手だてに関する研究

「長い間、小・中学校で理科の教師をしてきました。理科教師は、やはり子どもたちに科学を好きになってほしいと願っています。その方策について研究してきました。1つは若い頃から行ってきた小学生対象の親子理科実験教室です。もう1つは、大学時代の恩師から受け継いだ『科学絵本の読み聞かせの教育的効果』です。教科としての理科を学んでいない幼児や低学年児童を対象とした手作り科学絵本の読み聞かせとその内容の関連実験を行い、科学好きな子どもたちを小さいうちから育てたいと考えています」

先生の学生時代

学生時代

大学を卒業して3年目、初めての卒業生とともに

「中学校・高校・大学とずっと硬式野球部に所属し、野球漬けの毎日でした。アルバイトで家庭教師をするだけで、全て野球が中心の生活だったと思います。練習試合や大会の遠征で、静岡大学や金沢大学などに野球部の先輩や後輩と行ったことが思い出です。それ以外だと、教育大学でしたが研究室は理学部のようで、大学4年生の時は、夏休み、冬休み、春休みもなく、1年間、毎日毎日講義時間以外は実験を行い、データを集める日々でした。手書きの卒業論文でしたので、先生に指導をいただいて書き直すことに苦労をしたことが印象に残っています」

メッセージ

橋本美彦先生

「教師になりたいという希望を持っている学生も、一般の企業で働きたいという学生も、この大学で学んだことが、大人になって親になって役に立つという考えを持ってほしいと思っています。いろいろな学びは、必ず自分の生きていく力になるということです。そのためには『ごまかし勉強』をしないこと、テストの時だけ問題が解ければ、その後はすっかり忘れてしまうなどという勉強は学びとは言いません。いつも今の学びをどう使うか、何に応用できるかを考えながら、大学で学んでほしいと思います。もう一つは、大いに遊ぶことです。部活動をやりきるのも良いですし、友達を作って一緒に旅行に行ったり、食事やカラオケも良いでしょう。ストレスを発散できる能力も社会人として必要です。ゆとりがないと人間はつぶれてしまいます。今の教員社会だけでなく、すべての社会において、人が精神的なストレスで休職や退職に追い込まれる姿を見ていて、そのように感じています」

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