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工学部 情報工学科 山下隆義先生

【2017年11月1日】

山下隆義先生

専門は画像処理、パターン認識
人の目に相当するコンピュータ・ビジョンを研究

プロフィール

山下隆義(ヤマシタ タカヨシ)先生。奈良先端科学技術大学院大学 博士前期課程修了。オムロン株式会社に入社し、技術本部に勤務。社会人学生として、中部大学大学院へ進学し、 工学研究科 情報工学専攻 博士後期課程修了。2014年4月から中部大学に着任。 講師を経て現在、工学部 情報工学科 准教授。

兵庫県神戸市出身。奥様とお子さん2人の4人家族。趣味はサッカー、フットサル。最近はヨーロッパサッカーを観戦することが多い。週末はおいしいコーヒーを入れて、ゆっくり過ごす。

山下先生を Close Up!

先生の研究内容

山下隆義先生

「人工知能(AI)技術が注目されていますが、人工知能を搭載した機械やロボットが動作するために必要な人の目に相当するコンピュータ・ビジョンの研究を行っています。中でも、ディープラーニングという人の脳を模倣したモデルをルーツとする手法を中心に研究しています。人は一度にたくさんのことができます。例えば、車の中から歩行者や車を見分けたり、標識の種類を認識したり、道路の領域を認識したりできます。これまでのコンピュータ・ビジョンでは、これらの人ができることを個別に研究し、別々の方法で実現しようとしていました。これは人とは違うアプローチです。一方、ディープラーニングは、人と同じように同時にたくさんのことを行うことができます。われわれの研究グループは、どのようにすれば、人のようにたくさんのことができるかを研究しています。また、その技術を自動運転やロボットの動作に応用する研究を多くの企業と共同で行っています」

研究を志したきっかけ

山下隆義先生

「コンピュータ・ビジョンは、画像を取得するカメラがあればどんな分野にも応用できます。企業で働いていた際、デジタルカメラやスマートフォンのカメラ機能を対象として、顔検出や顔認識の研究を行っていました。これは、写真を撮影する際に被写体の顔を検出して顔がきれいに撮影できるようにする機能です。自分が考案した方法がどのくらい顔を検出できるようになったかを結果の画像からすぐに分かる手軽さ、開発したものが身の回りの商品に載るうれしさ、そういう魅力にひかれて研究を進めるようになりました」

ロボットの国際大会「アマゾン・ロボティクス・チャレンジ」で合同チームが入賞

「私は情報工学科に所属していますが、ロボット理工学科の藤吉弘亘教授別サイトにリンクします山内悠嗣助手別サイトにリンクしますと3人で機械知覚&ロボティクスグループ(MPRG)別サイトにリンクしますという研究グループを発足させて、協力して研究を進めています。そして、学外ですが同じ志を持つ中京大学の橋本学教授と日頃からコラボレーションをしています。また、優れたロボット技術を保有する三菱電機の方とも良好な関係を築いており、3者で2017年6月に開催されたアマゾン・ロボティクス・チャレンジに参加しました。この大会は、指定された商品を棚の中から探し出し、ロボットがつかみ、箱に入れるPick Task部門、バラ積みされた商品を認識して、棚にしまうStow Task部門がありました。今回、3回目の大会で、アマゾンの倉庫に近い条件を想定したり、ロボットに適した棚を各チームが考案したりと、毎回それぞれのチャレンジの難易度が少しずつ上がっています。その都度、われわれは3者の強みを生かしながらその課題を克服する方法を協力して作ってきました。そのかいがあり、Stow Task部門では世界3位の成績を収めることができました」

関連リンク

ロボット

本競技会に用いた2台のロボット

中部大学のメンバー

大会終了後に、中部大学のメンバーと

先生の学生時代

ハロウィン・パーティ

大学内でハロウィン・パーティー

「振り返ってみるとアルバイトをしたり、夜中にドライブしたりするようなごく普通の学生でしたね。センター試験を受けるのが嫌で高等専門学校に進学し、専攻科まで進みました。高専の卒業研究、専攻科での研究を通じて研究の楽しさに魅力を感じました。考えたアイデアが予想通りうまくいくときやなかなか結果が出なくて苦しいときもありましたが、良い結果が出たときの爽快感は別格で、大学院に行くことにしました。大学院は陸の孤島のようなところだったので(笑)、毎週末、友人や学生結婚した妻と学内でパーティーしたのが楽しい思い出です」

メッセージ

山下隆義先生

「『成功』の反対は何だと思いますか?『失敗』ではなく、『何もしない』だと思っています。自ら行動してうまくいけば『成功』、うまくいかなければ『失敗』。けれど、両方から学ぶことができます。自ら行動せず、何もしなければ、何も学ぶことができません。どんなことでもいいので、失敗を恐れず、恥ずかしがらずに自ら行動してチャレンジしましょう」

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