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応用生物学部 堀部貴紀先生

【2017年9月1日】

堀部貴紀先生

「市場から遺伝子まで」をスローガンに研究
春日井市の特産品「食用サボテン」の研究を通じて、地域活性化を目指した活動も

プロフィール

堀部 貴紀(ホリベ タカノリ)先生。名古屋大学 農学部卒業。名古屋大学大学院 生命農学研究科修了後、(株)岐阜放送に勤務し、報道部でニュース番組を担当。再び研究の道を志し、退社して恩師の勤務する本学へ進学。中部大学大学院 応用生物学研究科 博士後期課程修了。博士(応用生物学)。2015年4月より中部大学応用生物学部助教。2016年4月から1年間はカリフォルニア大学デービス校に客員研究員として勤務。

岐阜県出身。趣味は武道(柔道初段、日本拳法三段)、猫と遊ぶこと。ジムでウェイトトレーニングをしたり走ったりすることが好き。最近は海外調査のためにスペイン語も学ぶ。

堀部先生を Close Up!

先生の研究内容

堀部貴紀先生

「私の研究室ではサボテンの研究において『市場から遺伝子まで』をスローガンに、地域の活性化から遺伝子の機能解析まで幅広いテーマを扱っています。 現在は特に、春日井市の特産品である食用サボテンの生産性向上技術の開発や新品種の育種、さらに遺伝子組み換えを利用した有用物質生産利用などを目的とした研究を行っています。多様な食用・観賞用サボテンを使った研究は日本ではこの地域でしかできない研究であり、サボテンの水耕栽培や植物工場での生産は世界でも初めての取り組みです」

春日井市の特産品「食用サボテン」を研究

「現在は特に食用サボテンの生育速度や機能性を高める技術の開発に取り組んでいます。サボテンは日本では観賞植物の印象が強いですが、中南米では健康野菜として一般的に消費されています。植物工場でLEDを利用しさまざまな光環境下で食用サボテンの生育やその機能性を評価することで、生育や機能性の向上に有効な栽培条件の探索を行っています。また最近はサボテンの遺伝子組み換え技術の確立を目指した研究を行っています。サボテンは非常に強い耐乾性や耐熱性を備えていますが、その分子的なメカニズムはよく分かっていません。そうしたメカニズムを調べるために必要な技術を開発することで、サボテンの分子生物学的、植物生理学的な研究を進めていきたいと考えています」

野外温室

東門付近にある野外温室にはサボテンがずらりと並ぶ

植物工場パイロット実験施設

植物工場パイロット実験施設では高輝度4原色LEDと
水耕栽培装置を組み合わせてサボテンを栽培

研究を志したきっかけ

サボテン

人よりも大きく育つウチワサボテン(アメリカ)

「一言でいうと『面白い』と思ったからです。具体的な理由としては、①サボテンは非常に強い耐熱性、耐乾性や特徴的な光合成システム(CAM型光合成)など他の植物にはない性質を持っていますが、ほとんど研究が進んでいないこと、②サボテンは世界では野菜や飼料、加工品の原料として使われ産業上の価値も高いこと、③中部大学のある春日井市は全国一のサボテン産地であること、などです。サボテンの研究や普及活動を通して、科学の発展だけでなく、町の活性化や多くの人の幸福に貢献したいと思っています」

先生の学生時代

学生時代

「日本拳法部に所属し、ほぼ毎日部活動や自主練をしていました。4年生の時には主将を務めていました。現在もOBとして時々練習に参加しています。部活動以外で印象に残っていることは、4年生の春休みに中国を1人で1カ月間旅したことです。陸路で上海から中国の一番西の町まで行きました。とてもつらい旅でしたが、現在1人でメキシコやアメリカを調査できるのはこの時の経験のおかげだと思います」

メッセージ

堀部貴紀先生

「『夢中になれるもの、人に語れるもの』を見つけてください。勉強に限らず、部活、アルバイト、趣味、恋愛、何でもいいです。何かに夢中になった経験はその後の仕事や人生に大いに役立ちます。また就職活動で企業に聞かれることは、要するに『大学生活で何をしていたか』ということです。何かにひたむきに取り組み、人に語れるものを見つけてください」

 

参考(プレスニュース)

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