観光もできなかった超多忙の1週間。でも、エンジニアとして外国人と「やり合える」自信がついた。

工学部 情報工学科 林裕司

  • ポルトガル(RoboCup世界大会遠征)
  • 期間: 7日間

観光もできなかった超多忙の1週間。でも、エンジニアとして外国人と「やり合える」自信がついた。

ポルトガルのリスボンで開催された“RoboCup世界大会”に、中部大学チームの一員として参加しました。僕たちが出場したのは、小型リーグ。自動制御のロボットにサッカーをさせる競技です。

リスボンには1週間ほど滞在したのですが、ホテルと会場、歓迎の食事会があった宮殿のようなところ以外は、どこへも行けなかった。朝8時には会場入りし、深夜0時すぎに最終の地下鉄に乗ってホテルに戻る。その繰り返しでした。

その年からレギュレーションが変わったこともあって、現地に入ってからの調整に追われて。僕は画像処理の担当だったのですが、会場の照明が日本とは違っていて、画像処理ができなくなってしまったんです。もうアタマを抱えるしかない状況……でも、だからこそ日本では味わえないことを経験できた。

RoboCupでは、相手のチームが許可さえすれば、ルールの変更が認められます。たとえば、画像認識がうまくいかないから、ボールの色を変えたいとか。その交渉は、世界大会ですからもちろん英語で。黙ってるとOKしたことになってしまうから、とにかく喋るしかない。ハッキリ言って英語は苦手ですが、でもそういった状況になれば何とかなってしまう。同じ技術を学ぶ者同士、同じ志を持つ者同士だから。技術者としてなら海外でも働けると、少し自信が持てました。

結果は2勝3敗で、残念ながら1次リーグ敗退。同じリーグで戦ったシンガポールのチームがBest4まで残りました。大会が終わってから、そのチームにインタビューもしました。2006年には、ワールドカップと同じドイツでRoboCup世界大会も開催されます。大学院への進学が決まったので、技術と英語を磨いてまた挑戦します。

RoboCup世界大会で

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