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平成22年度 生命健康科学部 保健看護学科卒業 齋藤 有美さん

【2014年6月1日】

小さな異変や物音に敏感に反応 患者さんの環境に心を配る

常に笑顔で患者さんに接する

1日の外来患者が2,000人、病床1,500床を数える藤田保健衛生大学病院。齋藤さんは心不全や心筋梗塞などの疾患の治療、カテーテル検査などを行う循環器内科に勤務して5年目を迎える。患者には常に二人一組で対応、1人が血圧を計り、もう1人が数値を記入するなど、ミスを防ぐため、また、何か起きた時に迅速に対応できる体制で臨む。「患者さんは高齢の方が多く、筋力が低下しているので事故にならないように、何か変だな、というのを見逃さないように気を配っています」。

「疾患を抱えて入院している患者さんが、どうしたら元の生活に戻れるかを考え、できるだけお話を聞くように心掛けています。なかなか難しいです」。言葉を選びながら語る口調に慎重な仕事ぶりがうかがわれる。

常に笑顔を絶やさない齋藤さんに親しみを持って声を掛けてくる患者も多い。最近では、心臓移植手術のために名古屋大学病院に転院が決まった人に話しかけられた。「話を聞いていたので転院当日に『行ってらっしゃい』と声を掛けたところ、その患者さんが『行ってらっしゃいって言葉がすごくうれしかった』と言っていたと、付き添っていた転院先の病院の方に後から聞いて、私もうれしくなりました」と朗らかに語る。

中部大学で看護を学ぶ意味

齋藤 有美さん

齋藤 有美さん

  • 藤田保健衛生大学病院 看護師
  • 2010(平成22)年度 生命健康科学部 保健看護学科卒業

中部大学に進学したのは総合大学で看護以外のこともしっかり学べると思ったのと、施設が新しく最先端なのも魅力だったから。「『社会の中の企業経営』の講 義を聞き、企業には企業の、大学生には大学生の、それぞれ社会における役割、責任があるという話に感銘を受けました。看護の専門学校では聞けない、総合大 学ならではの講義だと思いました」。

中部大学では基礎を徹底的かつ丁寧に教えてもらったと言う。例えば、感染についての授業では、手洗いの仕方を手の汚れが見える機械を使って、洗う前と後の違い、指輪をはめた状態で手を洗ったらどうなるかをスクリーンに映して実演し、拡大された映像を見て学んだ。

1・2 年目は仕事が思っていた以上に忙しく、何度も辞めようと思ったという。「悲しくなってもう駄目だと思った時は、国家試験の勉強に使った『レビューブック』を見返しました。たくさん貼られた付箋と余白の書き込みを見て、こんなに頑張ったのだから自分はもっとできるはず。もう少し頑張ろうと思い直しました。今では辞めたいとは思いません(笑)」

常に勉強し続ける

今後の目標については、「後輩も入ってくるようになったので、教えられるようになることがとりあえずの目標です。教えるのが上手な先輩が指導しているのを、横目で観察しています(笑)」。後輩へのメッセージは「看護師として重要なのは、常に勉強し続けられること、人のことを考えられること、周りが見えることです。看護師の仕事は大変ですが、人の役に立っている実感、やりがいは大きいです。ぜひ看護師を目指して頑張って勉強してほしいですね」

齋藤 有美さん

※ウプト190号(2014年5月31日発行)より転載

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