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平成6年度 国際関係学科卒業 篠田陽子さん

【2009年10月1日】

経営アドバイスのできる税理士 それが私の生命線

篠田陽子(しのだ・ようこ)さん

  • しのだ会計事務所代表

税理士、ファイナンシャルプランナー、ビジネスマナーインストラクターの多数肩書きを持つ。これら肩書きは、経営アドバイスのために欠かせない情報の提供や、顧客先の企業支援に必要なノウハウ修得に努めた産物。顧客先同士を仲介してビジネスネットワークづくりにも寄与するなど、共に発展し、共に夢を追うという篠田さんらしいスピリッツがうかがえる。一女をもうけ夫との三人家族。岐阜市在住。

ゼロからのスタートの共感

会計事務所を開業したのは6年前の30歳のとき。取引できるお客さまもゼロだったので、顧客関係を気づいて仕事がスムーズに展開するのに3年ほどかかりました。その間は、税理士会の紹介で税の無料相談をしたり、異業種交流会を通じて人脈を広げたり・・・。でも、この時期があるからこそ、今の事務所や仕事ぶりの特色が生まれてきたように思います。

私の顧客先のほぼ半数は、私と同じように独立して開業したという起業家の方なんです。自分の苦労経験が妙にお客さまの境遇とシンクロして、パートナーとして経営アドバイスを差し上げる私のワークスタイルができあがったのだと感じます。

節税のアドバイスは誰もがすることです。でも、決算書で示される数字に至るまでのアドバイスこそ、税理士の腕の見せどころ。資金繰りや取引先との関係づくりなどあらゆる相談に対応していくこと。私の顧客先から財務状態や経営状況の良くない会社を生み出したくはないですから(笑)

 

篠田陽子さん

  • 平成6年度 国際関係学科卒業

「開業したときは、名刺を配りまくりましたね」と語る篠田さん。営業ツールでもある名刺は、こだわりぬいた自家製でお客さまに熱意を伝える。

篠田さん

女性の生き方を問う進路へ

なぜ税理士に?ということですが、私の大学入学時はバブルがはじけた頃で、早くも就職への危機感でいっぱいでした。さらに私自身も、社会に出ても女性は男性をサポートするだけの職場しか与えられないのじゃないかという悲観的な考えでした。それで、結婚後も男性と同じく責任をもって仕事ができるような人間になりたいと。そういう思いで大学2年の頃から資格を得るために専門学校に通い始めたのです。簿記を皮切りに大学卒業後も税理士を目指す勉強を続けました。

実務を経て税理士の免許登録は29歳のとき。年数だけを見れば回り道だったのかもしれないけど、でも、これから先の人生を考えると、実は近道だったのかも。就きたい仕事に就けたという喜び。そこに至るまでの環境や人との出会いに感謝するばかり。私の人生、それなりに恵まれています。

※中部大学同窓会誌桃園の夢Vol,58(2009年10月1日発行)より転載

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