大学院国際人間学研究科

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博士(国際学)福田亜紀さん

国際関係学研究科 国際関係学専攻 博士後期課程 2006年度修了 博士(国際学)福田亜紀さんからのメッセージ

 

私が社会人入学で中部大学大学院を選んだ理由は修士課程で指導教官であった安達隆一先生がいらしたからです。中部大学大学院での研究生活は今から振り返ると贅沢な日々でした。指導教官だけではなく、いろいろな分野の先生方から研究へのアドバイスや助言をいただきました。また、先輩やゼミ仲間にも非常に恵まれました。研究テーマだけについて考えていればいいという日々は恐らくこれからも得ることはできないと思います。

私の研究テーマは茶飲料水の商品名を対象に言葉の新しさ、おもしろさが生まれる仕組みを言語学的に調べることでした。缶入りの茶飲料水が発売されたのは1981年でした。お茶が発売された当時はお茶というものは家で淹れるものだと考えられていました。ですから、商品名には必ず「茶」という言葉が付いていました。時代が進み、2000年には『生茶』が発売されます。既存の言葉にはない結合で目新しさを出した商品名です。ところが、2004年に発売されたサントリーの『伊右衛門』が発売された時には「茶」という語は付かなくなります。これらの商品名を調べることによって、私たちが新しいとかおもしろいと感じる言語表現は、独立して生まれているわけではないことがわかります。既存の語彙体系との関係性、また同時代の語彙との関係性を背景に、少しずれることによって生み出されています。

現在は、香港大学SPACEで非常勤講師として働いています。主に社会人対象の教育機関です。受講生の方々はとても熱心です。中には日本語学習が心の支えのように見受けられるような方もいます。生涯教育としての日本語教育という今までにない現場に身を置き、日本語教育の多様性を感じています。

現在は仕事と育児に追われて研究活動はしていませんが、子育てが落ち着いたら、また再開できればと思っています。

20034月 中部大学大学院国際関係学研究科国際関係学専攻博士後期課程入学              
2007
3月 中部大学大学院国際関係学研究科国際関係学専攻博士後期課程修了 博士号(国際学)取得

 

丸谷晃一先生と一緒に修了した大学院のみなさんと 安達隆一先生と母と