吉村研究室

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水耕栽培装置の開発

小型植物に最適化した水耕栽培の開発

 一般的に、水耕栽培とは栄養素を含む液体培地を用いて、土や固形培地を使わずに農作物を栽培する方法のことです。農業では多くの栽培に利用されおり、野菜だけでなく、果物や花など、さまざまな種類の植物を衛生的かつ、簡単に育てることが可能です。水耕栽培用の装置には、企業や研究機関等での植物の栽培に用いられる大型の物から、家庭で気軽に趣味として栽培を楽しむことのできる小型のものまで様々あります。

 実際に、現在販売されている水耕栽培装置はトマトなどの大型の植物の栽培に適しており、大学や研究機関、高校での実験などで使用されています。しかし、本装置はモデル植物として多くの研究者が用いているシロイヌナズナなどの小さな植物の栽培には適していませんでした。

 

 そこで、理化学機器メーカーとの共同で、シロイヌナズナに最適化した小型の水耕栽培装置の開発を行っています。

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