他動歩行時の循環反応に関するまとめ
【2016年7月20日】
これまで、「立位他動歩行」をすることの意味や、立位他動歩行時に生ずる生理学的反応について紹介しています。
https://www3.chubu.ac.jp/sports/news/5610/
https://www3.chubu.ac.jp/sports/news/9562/
今回、立位時の循環調節がうまく働かずに失神に陥りやすい人たち(脊髄損傷者、若年者)の他動歩行時の循環反応に関する
研究成果を纏めました。以下のURLから、総説をご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpfsm/5/3/5_235/_article
この総説の最後には、立位他動歩行を実施したくても、何らかの理由で立位姿勢をとることが困難な人たちが居ることについて
言及しています。立位姿勢をとらなくても、他動歩行の効果が得られる方策について今後検討していきたいと考えています。