中部大学の研究活動

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戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」に参画

【2018年12月17日】

プレスリリース

このたび、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)(*1)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」に、本学が金沢大学、名城大学と共同提案したプロジェクト「自動運転技術(レベル3、4)に必要な認識技術等に関する研究」(*2)が採択されました。

発表内容

今回採択されたプロジェクトでは、市街地でのレベル4(*3)相当の自動運転システムに必要となる、①信号機認識、②遠距離物体検知、③自己位置推定、④移動物体の軌道予測とパスプラニング、⑤デッドロック回避技術等を開発し、高度な自律型の自動運転システムの構築を目指します。

この中で本学は、工学部情報工学科の山下隆義准教授別サイトにリンクしますとロボット理工学科の藤吉弘亘教授別サイトにリンクしますの機械知覚&ロボティクスグループ(MPRG)が、長年培った人工知能技術に関連するディープ・ラーニング(深層学習)(*4)による画像認識の研究を活かし、市街地での自動運転に不可欠な信号機認識、安全な右左折を実現するための遠距離物体検出、狭い道路での歩行者の飛び出しを予測する軌道予測など、本プロジェクトにおける認知機能の研究開発を担当します。

また、2019年秋以降、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックも見据え、東京臨海部での年60日以上の公道走行実証実験を通して開発する自動運転システムの検証を行います。さらに実証実験を通して得られた知見をもとに、交通インフラに求められる要件に関する提言も行っていきます。

用語解説

*1 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)

政府の総合科学技術・イノベーション会議が、自らの司令塔機能を発揮して府省の枠や旧来の分野の枠を超えたマネジメントに主導的な役割を果たすことを通じ、科学技術イノベーションを実現するために新たに創設するプログラム
https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/

*2 「自動運転技術(レベル3、4)に必要な認識技術等に関する研究」に係る実施体制の決定について

http://www.nedo.go.jp/koubo/CD3_100138.html

*3 自動運転技術のレベル

米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)が発表している自動運転車の自動化レベルの分類。レベル0~4の5段階がある。
 レベル0 運転支援なし
 レベル1 ステアリング操作または加減速の運転操作を支援するシステム
 レベル2 ステアリング操作と加減速いずれの運転操作も支援するシステム
 レベル3 条件付き自動運転システム(緊急時のみ運転手が操作)
 レベル4 完全自動運転システム

*4 ディープ・ラーニング(深層学習)

人間の脳神経回路を模したニューラルネットワークを多層的にすることで、コンピューター自らがデータに含まれる潜在的な特徴をとらえ、より正確で効率的な判断を実現させる技術や手法。音声認識と自然言語処理を組み合わせた音声アシスタントや画像認識など、パターン認識の分野で実用化されている。日本語では深層学習と言う。(デジタル大辞泉より)

図1

図2

図3

問い合わせ先

山下隆義 (中部大学 工学部情報工学科 准教授)
Eメール:takayoshi[at]isc.chubu.ac.jp ※アドレスの[at]は@に変更してください。
電話:0568-51-4641(情報工学科共通室直通)

藤吉弘亘 (中部大学 工学部ロボット理工学科 教授)
Eメール:hf[at]cs.chubu.ac.jp ※アドレスの[at]は@に変更してください。
電話:0568-51-9374(ロボット理工学科共通室直通)

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