中部大学の研究活動

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平田研究室(工学部 ロボット理工学科)

あなたはだんだん眠くなる

研究について

平田 豊教授

「Look into a person's pupils, he cannot hide himself.」 学生の頃読んだ心理学の本に引用されていた孔子の言葉である。これは「心の内を(意識的に)隠そうとしても隠せない」ことを言っているのだが、最近、ある自動車会社との共同研究で、「まだ本人の意識に上る前に心の内が身体のある部分に現れてしまう現象」を発見した。その身体部位は孔子の言葉にある Pupil、すなわち瞳である。

実験室で眠くなりやすい環境を作って(例えば私の講義を聞かせて)、学生たちの瞳の大きさをモニタリングすると、本人が眠気を自覚する前に、その人がもうすぐ眠くなることを高い確率で予測できることがわかった。これは、手前味噌になるが、大変面白い発見である。ドライバーが眠くなる前にそれを予知できれば、適切な眠気防止策を講じることで眠くなるのを未然に防止できるかもしれないのである。

居 眠り運転が原因の悲惨な事故が後をたたない昨今、この研究は国内のシンポジウム(生体医工学会)や国際学会(IEEE EMBS,Pupil Colloquium)の oral session に accept されたほか、メディアの関心も集め、新聞(讀賣、中日)、テレビ(NHK 『ほっとイブニング』本学から生中継、メーテレニュース)、ラジオ(CBC『多田しげおの気分爽快!!』)でも取り上げられた。

調子に乗っ た私と研究室の学生たちは、居眠り運転の次は飲酒運転という安易な発想から、「飲酒運転防止にも瞳が役立つ」という仮説を立て、早々に予備実験を行った。 結果は、この仮説を強く指示。企業からのサポートも決まり、先日、本実験を開始した。 現在、この実験に参加してくださる被験者を大募集している。われこ そはという方(お酒好きよりも瞳の綺麗な方にお願いできれば…)は、平田までぜひご連絡ください。


眠くないときの瞳


眠いときの瞳

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