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ブックシリーズ「アクタ(ACTA)」

 平成15年から本学の教員の学術的メッセージを発信する場の一つとして、中部大学ブックシリーズ『ACTA』を発行することになりました。

 中部大学ブックシリーズ『ACTA』は、学術的、文化的価値の高い論考や講演などを選び、広く学内外に出版公開して、知の普及に務めることを目的に企画するものです。したがって、専門家向けの学術論文でなく、一般向けに著書の伝えたいメッセージが、専門の知識の上に立ちつつもわかりやすく伝わることが大切であり、読者に考えるヒントや新しい発見の糸口を与える内容であってほしいと願っています。

 また、このシリーズが文理を超えて多くの分野の相互理解を深める場となれば大変嬉しく思います。中部大学ブックシリーズ『Acta』が、読み応えのある双書となるよう、積極的投稿と支援をお願いします。

学校法人中部大学理事長・中部大学総長
  飯吉 厚夫
 

Vol.28 非核地帯 核世界に対峙するリアリズム

Vol.27

福島 崇宏 著

A5判105ページ
定価: 本体800円+税
発行: 中部大学
発売:風媒社(2017年3月31日)
ISBN:4-8331-4130-7

目次

  • はじめに
  • 略語一覧
  • プロローグ-核兵器の脅威を目前にして
  • 第1章 非核地帯とは何か
     核兵器の登場
     広島・長崎への原爆投下と世界情勢の変化
      個人が核兵器を所有する?
     非核地帯は核なき世界への第一歩?
      非核地帯の構成要素
     a)核兵器の完全な不存在
     b)検証制度(NPT・IAEAとの関連で)
     c)消極的安全保証
      ⅰ)核兵器国間の利害関係
      ⅱ)事実上の核兵器国の取り扱い
     d)地域別構成要素
    コラム NPTとは?
  • 第2章 非核地帯の誕生-トラテロルコ条約誕生秘話
     キューバ危機とラテンアメリカ諸国
     メキシコ凄腕外交官の登場
     米国の介入
     初の非核地帯の誕生-誕生の意義
    コラム 国連と軍縮
  • 第3章 非核地帯は本当に役に立つのか-非核地帯の真の役割とは
     核兵器の非人道性
     ブラジルが核開発に固執した理由
     ブラジルによる電力政策の転換
     対人地雷禁止レジームの形成
     非核地帯とNPT-IAEA体制
    コラム IAEAの役割/核兵器禁止条約
  • 第4章 非核地帯の拡大と深化
     冷戦期の非核地帯
     ポスト冷戦期の非核地帯
     a)東南アジア非核兵器地帯条約(バンコク条約)
     b)アフリカ非核兵器地帯条約(ペリンダバ条約)
     c)中央アジア非核兵器地帯条約(セミパラチンスク条約)
     構想段階の非核地帯
     非核地帯の残された課題
    コラム 非核地帯の運用体系
  • エピローグ
  • あとがき
  • 年表
  • 参考文献

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