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総合工学研究所・国際センター 石原 修 先生

【2014年10月1日】

石原 修先生

プロフィール

石原 修(イシハラ オサム)先生。横浜国立大学 工学部 安全工学科卒業、テネシー大学 大学院 工学研究科 電気工学専攻 博士課程修了、サスカチェワン大学 理学部 研究員、テキサス工科大学 工学部 教授、横浜国立大学 工学研究院 教授・工学研究院長・工学府長・工学部長・理工学部長を兼任し、2014年4月より中部大学 総合工学研究所 教授・国際センター 副センター長。

趣味はテニス。休日は奥様と一緒に散策。4人の子どもは、それぞれ、文化人類学(アメリカ)、芸術(アメリカ)、哲学(デンマーク留学)、環境問題(スウェーデン留学)を専門にし、世界中に暮らす。正月に家族が帰国し、集まるのが楽しみ。

石原先生を Close Up!

研究内容について教えてください

石原 修先生

著書『プラズマ物理科学』

石原先生の専門はプラズマ科学。「プラズマを扱った基礎物理の研究です。核融合プラズマや、宇宙プラズマ、産業応用プラズマの基礎的な物理の研究で、主にプラズマ中に起こる集団現象を対象にしています。集団現象というのは、プラズマ粒子が集団的に動いて作る波、衝撃波、乱れ、渦現象などを指します。最近ではプラズマ中に微粒子を入れて、物質の構造形成といったことを中心に考え、宇宙における物質形成に焦点を当てています」

石原先生の学生時代

テネシー大学大学院卒業アルバムより

テネシー大学大学院卒業アルバムより

「学生時代は日本が政治的に不安定な時で、学生が政治活動の中に巻き込まれ、授業もゆっくり受けられない状況でした。日本は経済成長に伴い公害がひどくなり、工学部の学生として何をすべきか何ができるのかを考え、結局は行き詰まり、何をすべきか分からなくなったりしていたのですが、核融合やプラズマを知ってから勉強しようという気になりました」

海外で研究者に

研究者を志すきっかけは、「エネルギーに興味があり、核融合の研究を目指したのですが、プラズマの潜在的な応用の広がりが面白くなり、プラズマの基礎研究をすることにしました。大学は自由な研究活動ができる場であり、自分が理解したことを学生に伝え、学生と一緒に成長していく魅力的な場所です。それで研究者の道を選びました」とのこと。「人と競争するのではなく自分が好きなことをやる。好きなことを究め、独自のアイデアを持てば、他にはない面白い研究ができるのではないでしょうか」

横浜国立大学工学部大学院生プラズマ研究室で

横浜国立大学工学部大学院生プラズマ研究室で

テキサステック大学工学部教授時代の研究室で

テキサス工科大学工学部教授時代の研究室で

日本人に見られない!?

渡米中も毎年帰国していた石原先生。「成田空港の搭乗口で、列には日本人ばかり並んでいたのですが、係員が私の前後の人には日本語で、私には英語で話しかけるのです(笑)。服装やたたずまいのせいでしょうか。日本に一時帰国したときに何度かそういう経験をしたことがあります。帰国して15年経った今ではそのようなことはなくなりました」

大切にしていること

石原 修先生

「自分の中に人に伝えたくなるようなものを持つことを心掛けています。研究を通して世界中の人に出会いました。背景となる文化の違いによって、研究へのアプローチも異なり、多様な考え方の人たちと接する機会も増えます。みなさんも自分が生涯にわたって興味が持てるものを探し、追求してほしいです。そして、その興味深いことを世界の人に知ってもらいたいときが来るので、そのときのために世界の人と話ができる準備をしておく必要があるでしょう」

国際センターの仕事

中部大のグローバル展開も担う石原先生。「CHUBU UNIVERSITY を略すと CU になりますが、CHUBU の最初の C と最後の U の間には HUB があります。HUB とは活動や物事の中心・中枢を指す言葉です。中部大は、地理的には日本の真ん中で、名前には HUB が隠れているのです。おもしろいですよね。CU(中部大)がHUB(中心)になって世界に教育の大切さを発信していきたいと思っています。大学のグローバル化ということが盛んに言われていますが、local(地域・地元)も大切です。面白い研究、学びたい技術があれば世界中から人は集まります。中部大から海外へ出る学生や研究者もいれば、中部大へ来る留学生や研究者もいます。地域に貢献しながら中部大の良いところを理解し、それを伸ばしていくことが中部大のグローバル展開につながっていくのではないでしょうか」

高校生にメッセージ

石原 修先生

「大学生活は自分の可能性が大きく広がるところ。自分の力が存分に発揮できて、自分の才能を引き出すためには良い教育環境に身を置くことが大切です。中部大には申し分のない教育空間、総合大学として7つの学部で学ぶ仲間、学生を支える職員集団、学問の専門家集団、それに50年の歴史を背景にした7万人の卒業生がいます。東海地方で1万人以上の学生を持つ4つの私立大学のうち、中部大では学生数が増え続けています。国際センターを中心に中部大はグローバル展開をしており、学生は外国に行くチャンスにも恵まれています。ぜひキャンパスを訪れてください」。

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