• ページの本文のみをプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。
  • ページ全体をプリントします。ブラウザの設定で「背景色とイメージを印刷する」設定にしてください。

工学部 ロボット理工学科 高丸尚教先生

【2014年4月1日】

高丸尚教先生とゼミ生

プロフィール

高丸尚教(タカマル ヒサノリ)先生。広島県・広島市出身。広島大学 大学院 理学研究科 博士後期課程中退。核融合科学研究所の研究員を経て、2003年4月に中部大に赴任。工学部 情報工学科 教授。4月よりロボット理工学科 教授。専門は「シミュレーション科学」。

高丸先生をClose Up!

高丸尚教先生とゼミ生

高丸先生の研究室にお邪魔すると、そこはまるで大家族。玄関にはたくさんの靴が並び、壁一面の本棚が学生時代から「本の虫だった」という高丸先生をよく物語っています。その中で学生たちはそれぞれのデスクで研究活動やレポートに励んだり、雑談をしたりするなど自由に活動しています。

学生には常々「パーソナルベストを尽くせ」と高丸先生。人と比較してではなく、いつも自分自身を更新させていくこと、そして自分で道を切り開いていくことを大切にしていってほしいとの思いで学生たちを見守っています。

高丸先生の研究とは?

シミュレーションのプロ

高丸先生の研究は、シミュレーション科学。実際に起こる現象をありのままコンピューター上で再現する手法について研究しています。研究テーマの1つには、太陽を地球上で生成する、いわゆる核融合があり、高丸先生は学生時代からこの壮大な研究に関わってきました。「太陽で起きている化学反応をさまざまな装置を使って再現しようとする施設が岐阜県にあります。京都大学や母校の広島大学のメンバーたちとチームを組み、私はシミュレーションの専門として、ここでスーパーコンピューターを使ってプラズマの量を計算する方法の開発を担ってきました。学問分野で言うところの情報工学と呼ばれる分野にも相当します。制御なども関連するので、ロボットにも応用できる研究です」。

 

高丸尚教先生

4月からロボット理工学科の先生に

ロボットにも応用できるこれまでの研究実績を生かして、今春からロボット理工学科の先生として教壇に立ちます。「やっと中部大にロボットを勉強する学科ができます」と声を弾ませる高丸先生。「中部大はこれまでCU-Robocon(※)の活動や小学生を対象にしたロボットセミナーの開講など、ロボットに関するさまざまな活動を行ってきました。ロボットがトレンドだからということではなく、これまでの地道な活動があっての開設なので、やっとという思いがあります」。

こうしてこの4月から、ロボット理工学科は1期生を迎えていよいよスタートします。

(※)中部大で行われている LEGO Mindstorms を用いたロボット競技会。大会は、高校生部門と小学生部門の2部門あり、この大会は、WRO(World Robot Olympiad)ジャパンの国内公認予選会も兼ねています。

CU-Robocon大会の様子

CUロボコン大会

高校生にロボット理工学科について説明する高丸尚教先生

高校生にロボット理工学科について説明する高丸先生

看板授業―ROSとは?

ロボット理工学科で高丸先生は、力学、物質科学などの他、ROS(Robot Operating System)という授業を受け持ちます。このROSの授業は中部大のロボット理工学科の目玉の1つでもあり、高丸先生の看板授業として期待されるもの。ロボットで使われるOSの世界基準について学ぶ授業で、日本の企業も力を注いでいる分野。現状ではロボットごとに、OSやプログラム言語が異なっていて、他者の開発したロボットを修理したり使用したりすることが難しい状況。そこでROSを学び、それをロボットに組み込んで誰もが自由にロボットの開発ができるよう目指していきます。「この科目が正規の授業として導入されるのは全国的にも珍しいんです」と高丸先生。社会が求める人材を中部大のロボット理工学科から送り出していきます。

高校生にメッセージ

高丸尚教先生

「高校生活においても、これからの大学生活でも、自分の可能性を信じ、ポテンシャルを最大限に生かしてさまざまなことに取り組んでほしいと思います。完璧を求める必要はありませんよ。ものづくりの観点から言えば、工学を目指す方は自分で作りたいモノ(自動車なのか、家なのか、電化製品なのかなど)を早く見つけて、進路選択に十分な時間を持ってほしいと思います」

ページの先頭へ