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生命健康科学部 理学療法学科・生命医科学科 鈴木康夫先生

【2014年1月1日】

鈴木康夫先生

プロフィール

鈴木康夫(スズキ ヤスオ)先生。静岡県・浜松市出身。静岡薬科大学(現在は静岡県立大学の薬学部として統合) 大学院 薬学研究科を中退し、同大助手に。母校で40年程勤務し、2006年4月より中部大学 生命健康科学部 教授。専門は「生化学」「ウイルス学」「糖鎖生物学」。

趣味は釣り、写真撮影。好きな食べ物はクラシックドーナツ。忙しい合間を縫って、年に2~3回は手作りすることも。

 

鈴木康夫先生の手作りドーナツ

鈴木先生の手作りドーナツ

鈴木康夫先生ってどんな先生?

鈴木康夫先生

全国にたくさんいる?!

「鈴木康夫という名前の人は全国にたくさんいるんです。父親が神社で命名してもらったんですが、鈴木という名字には康夫という名前だと字画がいいみたいで・・・だからそこらじゅうにいますよ」と笑顔で話す鈴木先生。そういう中部大の鈴木康夫先生は、ウイルスや糖鎖について研究するこの道の専門家で、トリインフルエンザがどのようにヒトに感染するか、そのメカニズムの解明の他、新しい抗ウイルス薬やワクチン、ウイルス診断薬の開発などについて研究をしています。

 

 

これまでの研究活動

キーワードは、糖鎖とウイルス

「研究生活を50年ほど続けてきましたが、インフルエンザウイルスの受容体糖鎖の構造を明らかにした時がこれまでで一番うれしかった出来事です」。その糖鎖とは、さまざまなウイルスがヒトに感染する時に接合の役割を果たす物質です。つまり、ウイルスと糖鎖は切っても切れない関係にあります。鈴木先生は、数あるウイルスの中でもインフルエンザウイルスがシアル酸を含む糖鎖にくっつくことを突き止め、糖鎖ウイルス学という新しい研究領域を開拓しました。それまでウイルスと糖鎖はそれぞれ別々に研究されてきましたが、その両方を議論するようになったのは鈴木先生が初めてです。

鳥インフルエンザウイルスはどうやってヒトに感染するのか?

糖鎖の研究に関連して、鈴木先生は鳥インフルエンザについても精力的に研究されています。「ウイルスを受け入れる型(=受容体)が鳥とヒトとでは違うのですが、変異が起きると鳥にしかはまらなかったウイルスがヒトにもはまるようになってしまいます。私は鳥インフルエンザウイルスが変異したかどうか、ということをエジプトやベトナムなどの大学、研究所を訪れ、実際に感染者から分離したウイルスを研究に生かしています」。

感染のリスクがゼロとはいえない命がけの研究。そこには新しい現象を発見したり、予測が正しかった時の喜びがあるとか。「学生にも世界で誰もやったことがない研究にチャレンジしてもらいたい」と話します。

 

インフルエンザウイルス

インフルエンザウイルス(上)

鳥インフルエンザウイルスのヒトへの伝播

受験生の敵、インフルエンザとどう戦う?

受験生

日本で毎年約1千万人が感染するインフルエンザ。ウイルスの権威、鈴木先生は「体を常に温かく保つこと、外から帰ったら手首までしっかり石けんで洗い、うがいもすること、そして適度な運動と栄養バランスの取れた食事を摂ることが大切」と言います。インフルエンザワクチンは打ってもかかる場合がありますが、今年は全ての型が発生していることもあり、打った方が良いとか。

インフルエンザにかからない秘策とは??!

「息をしないことです(笑)。咳をしている人の近くにいる場合はその瞬間だけでも息を止めるのがいいと思います。私も実際やっていますよ」。極力人ごみは避けた方がよさそうですね。

 

鈴木先生の授業

鈴木先生が学生時代に魅了されたという「生化学」は、研究する上でも大切な分野であり、先生の代表的な授業です。「生化学のことならどんなことでもお話できます。教科書などなくても授業ができますよ」。

学生には分かりやすい授業、語りかける授業を心掛けているそうですが、「なかなか難しい。予習・本番・復習―この3つが揃って授業だと考えています」。何十年と教員をしてきた今でも教えることの難しさを感じ、より良い授業に向けて今日も試行錯誤されています。

 

生化学のテキスト

 

高校生にメッセージ

鈴木康夫先生

「何か1つでもやってみたいこと、夢を見つけ、それに向かって継続して進むことを期待します。インフルエンザには感染しないよう気をつけてくださいね」

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