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国際関係学部 中国語中国関係学科 大澤 肇先生

【2013年6月1日】

※2016年4月より国際学科

大澤 肇先生

学生時代の留学が自分の世界を広げるきっかけに

プロフィール

大澤 肇(オオサワ ハジメ)先生。東京都国分寺市出身。35歳。東京大学 大学院 総合文化研究科 地域文化研究専攻 博士後期課程修了。博士(学術)。その後、財団法人東洋文庫に研究員として勤務。2012年4月より中部大に赴任。国際関係学部 中国語中国関係学科講師。専門は「現代中国地域研究」。

上の写真で大澤先生が着ているのは「中山服(ちゅうざんふく)」といって、中国革命の父・孫文(孫中山)が明治日本の学生服や軍服をもとにデザインした中国の民族衣装です。

留学して開眼 中国の魅力

留学中の大澤先生

もともとは日本史を勉強するつもりで国学院大学に入学した大澤先生。しかし、大学2年生の時に北京に留学したことがきっかけで、その後の専門を中国史に移したといいます。「1カ月の留学だったのですが、そこで自分の世界が広がりました。それに中国のちょっといい加減なところや、おおらかな雰囲気が自分に合っている気がしたんです(笑)」。この留学がきっかけで中国の魅力に目覚めた大澤先生は、この後の大学生活で中国史、中でも現代中国の教育史を中心に勉強を進めていくことになりました。

 

教員の道へ 

就職活動に失敗して?!

学生の就職が超氷河期と言われた大澤先生の学生時代。最終面接まではいくものの、結局どこからも内定がもらえず就職活動に失敗。「不純な動機と言われるかもしれませんが・・・」と前置きし、「奨学金をもらって留学できると知って大学院に進学することにしたんです(笑)」。こうして東京大学大学院に進学し、中国・上海に留学。そして留学して2年目。いわゆる「反日デモ」が起き、中国人の友人と議論したり、日本の報道と現地の状況に大きなギャップがあることに、いろいろ考えさせられたと言います。その中で見いだしたのは、「中国政府と社会が必ずしも一体ではない」ということ。そんな中国社会の特徴をつかみたいとの思いで研究者としての第一歩が始まりました。

中国の古本屋で買った1950年代の教科書

現地の古本屋で買った1950年代の中国の教科書

現在も年2、3回は中国へ

大澤先生は、学会発表などで中国を年に数回訪問しています。現地での交流を通して、現在の中国事情にも精通しており、学生にも授業の中で伝えています。最近では政治批判も行うようになった中国人研究者が増えていて、学問で社会を変えていこうとする彼らの姿に「同じ研究者として気合いが入ります」と大澤先生。

学会で中国へ行った時

大澤先生の授業

大澤 肇先生の授業

授業後に学生と

学生だけでなく、シニアの方も受講

大澤先生の授業にお邪魔すると、学生はもちろん、オープンカレッジ(地域の皆さんに大学の授業を公開し、受講生として参加できる仕組み)を利用して授業を受けているシニアの方の多さに驚きます。「僕も最初はビックリしました。聴講生の方は、学生に負けず勉強熱心な方が多くて、双方の刺激になっています」。中国語や中国事情に精通した人材が求められる今日、聴講生の多さからも中国への関心の高まりが感じられます。大澤先生も「教員としてますます勉強しなくては」と話します。

ゼミは他大学と合同 海外でのフィールドワークも

中部大生には「広い視野を持った学生に育ってほしい」と、学生時代からこれまでに築き上げてきた人脈を生かし、南山大学のアジア学科との合同ゼミや、台湾でのフィールドワークを予定しています。「入学した時には中国語が全くしゃべれない学生でも、週に6回ある中国語の授業を受けて、3年生頃には中国語でプレゼンテーションできるまでになります。現地でのフィールドワークも自信を持って臨むことができますよ」。

 

高校生にメッセージ

大澤 肇先生

「これまでのように偏差値や知名度の高い大学に入れば、自動的に良い会社に入れる、そのような時代ではなくなっています。グローバル化の時代に生き残るために、大学生のうちに国際経験を積み、何か自分だけの『武器』を見つける必要があると思います。中部大には『チャレンジ・サイト』のような学生の活動を後押しする制度もありますし、授業料免除の派遣留学制度も充実しています。また教員と学生との距離が近いことも魅力ですよ」

 

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