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工学部 電子情報工学科 栗濱忠司先生

【2012年7月1日】

※2018年4月より電気電子システム工学科

今月の話題の先生
全学学科対抗スポーツ大会の開会式であいさつをする栗濱先生

学生の個性を見つめる授業を!大学行事にも積極的に参加!

プロフィール

栗濱忠司(クリハマ タダシ)。愛知県名古屋市出身。中部工業大学(現:中部大学)工学部工業物理学科を卒業後、中部工業大学大学院へ。修了後、中部大学工学部助手、講師、助教授を経て、2006年より教授。趣味は音楽を聴くこと、散歩、ドライブ。音楽はJAZZが好きで、JAZZ歴は30年。散歩が高じて年に数回は自宅のある多治見から大学まで歩くという。車が好きで、走行距離メーターの数字並べに熱中している。好きな食べ物は、そば、寿司、うなぎ。

JAZZのCD
自宅には数百枚のJAZZのCDがあるという。

走行距離
数字を並べるために自宅近くをぐるぐる回りながらその時を待つことも。

ひげの秘密

栗濱先生のトレードマークと言えば「ひげ」。先生にいつからひげを生やしているか尋ねると、「大学2年生からです。大学4年生の時に大学院の面接の時に一度剃りました。その時、周りの友達には“剃らなくても良かったのに!”と言われたんですよ(笑)。当時、ひげは“悪(わる)”の象徴だったんですけど、ひげを生やしていてもちゃんとやっているんだと訴えていましたね。就職適性検査の結果を取りに行った時に就職課の人が“ひげを生やしている割にはできてるな”と言われました。ひげ=良くないというイメージを打ち破って、人を見た目で判断してはいけないと訴えていたんです。だから、自分も見た目で判断しないようにしています。ひげを生やしたり、髪の色を変えたりとそれぞれ何か理由があってやっているんだと考えますね」。

幼い頃から実験家?!

学研の『科学』(現在は廃刊)が好きだった栗濱先生。「幼い頃、草を絞って液体にしたりして遊んでいましたよ。『科学』の付録に試験管セットが付いてきた時はとてもうれしかったですね(笑)。頭の中でいろいろとイメージしながら空想の実験をしていました。理科の授業でリトマス試験紙を使った実験にハマってしまって、片っ端から試験紙を使って色の変化を見ていました(笑)」。幼い頃は化学の方が好きだったが、高校の幾何学の授業の時に先生が何も言わずに化学式を黒板いっぱいに書いたのを見た時から、だんだん化学よりも物理に興味が移っていったという。「学問として物理学に衝撃を受けたのは大学の時でした。大学の授業は担当の先生がみんな個性的で、とても楽しかったですね。当時は理論家になりたくて授業中に教科書とノートを机に出して、机の下で理論物理の本を読んでいました(笑)」。

栗濱先生

友人の誘いと先生との出会い

卒業研究を決める時に、学科で1人だけいた特奨生(特別奨学生)が誘ってくれたのが澤田先生との出会い。「その友人と一緒に実験ばかりしている澤田先生の研究室に入ることになったんですよ。でも、澤田先生との出会いが自分を変えてくれたと思います。研究室では誘電体や有機物について研究していました。土日は先生も大学院生も来ていないことが多かったので、誰もいない研究室で実験をするのが楽しかったです!大学院では泉先生の研究室に変わりました。先生からははじめは何も指示がなかったので、先生の実験を見て自分で勉強していました。やってみたい実験を提案したら“好きにしなさい”と言われ、結果を見せると“何をやってるんだ!”と叱られたり…。その繰り返しでした(笑)。当時は世界で初めてのX線検出器を作ろうとして、結晶にX線を当てて反射してきた物質を検出する実験でした。2週間かけてフィルムで出していたものを電子信号にして7~8時間で結果が分かるようになりました」。大学時代は澤田先生に実験の楽しさを教わり、大学院からは泉先生に実験の厳しさを教わり、とても大変な時代で年に2日くらいしか休まなかったという。

大学4年の頃の栗濱先生
大学4年の頃の栗濱先生

ノーベル賞を受賞したBednorz(ベドノルツ)博士と
ノーベル賞を受賞したBednorz博士と

栗濱先生の研究

栗濱先生の研究室では、電子顕微鏡やX線回折装置などを用いて物質の結晶構造を調べ、新材料開発につなげていく研究に取り組んでいます。先生の研究の一つ「圧電体」は、私たちの身近な物に使われています。「私の研究分野は自然界への挑戦です。自然がこれまで 隠していて、姿を見せなかったものに、丁寧に順を追って近づいていきます。新しい結晶ができて、その性質を分析できたときはとても嬉しいですね」。

クリックすると拡大します
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結晶
結晶

栗濱先生の授業

学生と心のキャッチボールを!

「講義のモットーは“授業は君たちと僕との心のキャッチボール”です。若い頃は怒鳴ってしまうこともありました。
ある日、1年生の演習の授業中にパンを食べている学生がいて叱ったことがあります。私としては、その時にその件は終わっていたのですが、その学生はそのことをずっと気にしていたようで、卒業式の後の謝恩会で“先生、あの時はすみませんでした”と謝ってきたんです。びっくりしましたね。その時は握手をして写真を撮りましたが、3年以上もそのことを引きずっていたかと思うと結構考えさせられました。いろんな学生がいるんだと。それからは100人の受講生がいたら100の個性を受け入れるつもりで教壇に立つようにしています。学生の目線を大切にするように心掛けています。一人一人に良いところが必ずありますからね」

栗濱先生

中部大には楽しいことがいっぱい!

栗濱先生は2007年から学生部長補佐で、今年から学生部長をしています。学生が参加するイベントにも積極的に参加しています。

ナイトウォーク

「今年は研究室の有志たちと歩きました。最後の8キロくらいは山あり、田ありの風景の中でとても癒されます」

ナイトウォーク
研究室の学生と一緒に(先生:中央)

フレッシュマンキャンプ

「フレッシュマンキャンプは1年生だけの行事なので、我こそはと思った学生には参加してほしいですね。昨年は50周年記念大会を経験できて幸せでした」

フレッシュマンキャンプ
フレッシュマンキャンプで山登り

全学学科対抗スポーツ大会

参加してみないと分からない

「積極的に参加してほしいですね。応援も楽しいんだけど、選手として出るともっと楽しいと思います!ちょうどスポーツ大会の数日前にアジャタ競技(玉入れ)の日本一のチームのビデオを録画していて、学科の運営監督の先生がそれを学生に見せてアジャタでは1回勝ちました」

全学学科対抗スポーツ大会
電子情報工学科の学生たち

中部大学・中部大生について

「中部大は勉強、クラブ、大学行事でもさまざまなことができるので、自分を変えることのできる環境があるところがいいところだなと思います。中部大生はいい学生が多いですね。それは勉強ができる学生、スポーツ大会などの大学行事を一生懸命に取り組む学生、みんなからの信頼がある学生やそれぞれの分野で頑張っている学生など本当いい学生が中部大にはいると思います。いい学生が多いですが、素直過ぎちゃうところもありますね。自己主張が少し足りないかなと思うこともあるけれど、やっぱりいい学生ですね。ゼミの飲み会も楽しいですし(笑)」。飲み会には卒業生も参加することも。「在学生も卒業生も“宝”です!」

ゼミのみんなと(先生:中央)
ゼミのみんなと(先生:中央)

高校生のみなさんへ

「大学生になって4年間“も”あるか、4年間“しか”ないか、どう考えるかですね。大学では授業以外にもたくさんの行事やクラブがあります!大学生活の中で自分の好きなことを見つけることが大事だと思います。“何かに夢中になれ”と言うと“何かやらなければならない”と思ってしまうかもしれません。何もなければ勉強を一生懸命にやれば良いと思います。一生懸命やっていると自分の周りも変わってきます。一歩前に出てみてください。きっと違う世界が広がります。自分にチャレンジしてください!」

栗濱先生

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