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臨床検査技術教育・実習センター 野田明子先生

【2020年3月1日】

野田明子先生

心血管病と認知症の先制医療や睡眠について研究
睡眠に関する悩み・疑問を相談できる「睡眠相談室」で学生らをサポート

プロフィール

野田明子(ノダ アキコ)先生。名古屋大学大学院 医学系研究科 博士後期課程修了。博士(医学)。博士(医療技術学)。名古屋大学医学部保健学科を経て、2010年1月に中部大学に着任。臨床検査技術教育・実習センター教授。生命健康科学部 生命医科学科も兼務。睡眠相談室では相談員も務める。

愛知県出身。趣味は、新しい料理を作ること、ゴルフの打ちっ放し、家族で食事や旅行に行くこと。好きな食べ物はお寿司、チョコレート。

野田先生を Close Up!

先生の研究内容

無拘束睡眠モニタ

先生が開発した無拘束睡眠モニタ。従来は、睡眠の病気を調べる場合、多くのセンサや電極装着が必要でした(写真右下)が、シート状の機器を開発し、特許を取得した。

「心臓や血管の病気である心血管病と認知症の先制医療や睡眠についての研究をしています。先制医療では将来起こりやすい病気を発症前に診断・予測し、予防します。効果的な睡眠衛生指導や認知行動療法の提案や機器を開発をすることが現在の私の研究テーマです。先制医療の実現は健康寿命の延伸につながる可能性があります。生活習慣の改善など非薬物療法で、リラクセーションの方法なども提案しています」

研究を志したきっかけ

アメリカのオハイオ大学の心理学分野の教授と研究室の学生らと

アメリカのオハイオ大学の心理学分野の教授と研究室の学生らと(写真2列目右から3人目が野田先生)。2019年9月に教育・研究・臨床の国際連携を目的に現地を訪問し、交流も進めている。

「学生時代に睡眠時無呼吸の検査を見学する機会がしばしばあり、無呼吸に伴う心拍変動に疑問を持ちました。当時は、睡眠時無呼吸の原因として過眠が注目され、産業事故・交通事故などの大きな社会問題になっていました。睡眠の循環系への影響に関する研究の進捗はここ30年のもので比較的新しい研究であったこと、国際学会で睡眠時無呼吸の循環系への影響について発表した際、繰り返し読んだ文献の著者であった教授が評価してくださり、丁寧に指導いただいたことがその後の研究の道につながったように思います」

「睡眠相談室」で学生らをサポート

睡眠相談室

キャンパスプラザ3階の睡眠相談室で

「睡眠相談室は2017年4月に設置され、過眠・不眠・睡眠覚醒リズムに問題があり、大学生活に支障がある学生らに睡眠衛生指導を行っています。睡眠時間は、人生の約3分の1にあたり、とても重要です。睡眠がうまくとれないと、学業不振などにもつながります。睡眠について悩みや聞きたいことがある学生は、睡眠相談室(キャンパスプラザ3階)に気軽にお越しください。一つずつ問題を解決していきたいと思います。現在、睡眠の問題について早期に発見・指針を提供できる『スクリーニング問診ロボット』も開発しているところです」

こんな時代もありました

「学生時代は、“山愛会サークル”に所属して登山もしていました。恩師がこのサークルの顧問だったこともあって始め、東海地方の山を中心に登りました。知らない場所に行くことや知らない人とも気軽にあいさつする登山の慣習が好きで、山頂まで登った時の達成感も忘れられません。また、仲間とゴルフやテニスをしたり、旅行に行ったり楽しい時を過ごしました」

山愛会サークル

長野県北安曇郡小谷村の白馬大池で(写真左から3人目が野田先生)。

睡眠呼吸障害研究会で

社会人になって参加した睡眠呼吸障害研究会で(写真左から睡眠時無呼吸の治療機器を開発したオーストラリアのコリン・サリバン教授、睡眠物質を発見した早石修教授、睡眠研究の第一人者でアメリカのウィリアム・デメント教授、野田先生、睡眠時無呼吸の日本の命名者の岡田保教授)。

メッセージ

野田明子先生

「恩師の言葉“趣味を科学にしなさい“はいつも心に残っています。信頼関係を深め、自分のやりたいことや得意なことを明確にしつつ、世界に羽ばたいてほしいと思います。留学などさまざまなことにチャレンジして視野を広めることは重要でしょう。地域の健康増進活動・疾病予防にも力を入れていますが、そういった活動の中での出会いは創造力を豊かにし、新たな発見や自分を知る良い機会になると思います。学生の意欲の向上やそのための環境作りにできる限り貢献できるよう努力したいと思います。日々進展している医学や科学の世界で、楽しく充実した時間を一緒に過ごしましょう」

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