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人文学部 英語英米文化学科 塩澤 正先生

【2018年3月1日】

塩澤 正先生

異文化コミュニケーションと言語習得論が専門
“Actions speak louder than words.”

プロフィール

塩澤 正(シオザワ タダシ)先生。イリノイ大学(アーバナ・シャンペイン)大学院 Division of Teaching English as a Second Language 修了。日本の中学・高校で英語を教えた後、American Universities League, Japanの教員、日本通訳ガイド養成所の教員を経て、1990年4月に中部大学に着任。人文学部 英語英米文化学科教授。

山梨県出身。休日の過ごし方は山歩きと映画鑑賞、奥さんの買い物の荷物運びなど。愛犬はトイプードルの「ジュニア」。

塩澤先生を Close Up!

先生の研究内容

塩澤 正先生

「大きく2つあります。一つは言語習得論という領域の『言語学習と環境』の関係についてです。英語の勉強というと、やる気や教え方などが注目されますが、実は私たちの行動は周りの環境(友人、目に入るもの、におい、言語使用の場があるかどうかなど)によって左右されてしまうことの方が多く、そこに着目して研究しています。もう一つは『国際英語論』という考え方の英語教育への応用です。英語が実質的に世界共通語の一つとなった今、私たちはネイティブスピーカーのように話す必要はなくなりました。この考え方を応用すれば、心が解放されて英語も使いやすくなりませんか?総合的な英語力も上がるかもしれません。その理論と実践の橋渡しができればと考えています」

研究を志したきっかけ

「国際英語論」で変わる日本の英語教育

最近の著書で「国際英語論」を論じた

「このような研究を志したきっかけは、自分が長いこと留学したり、本学で留学する多くの学生を観察してきたことによります。大学であまり勉強に興味を示さなかった学生が、留学中は授業外でも議論したとか、毎日夜遅くまで図書館で勉強することが楽しかったという発言を耳にするにつけ、環境、つまり五感に影響を与えるものが最も直接的に学習行動を促すのではないかと考えました。また、国際英語論については、マレーシアやフィリピンに留学した学生らが、アメリカより英語をたくさん使った、英語力が上がったと口々に語ることからです。『緊張民族』とも言われる日本人には、この考え方が救世主になりうると考えています」

先生の学生時代

学生時代

大学院時代、寮の部屋で擦り切れた服を自慢

英字新聞

学部時代に書いていた英字新聞

「『英語漬けの毎日でした』、と言えば格好良いのですが、英語学習について考え方を『語る』だけで、今から振り返ると大して勉強していたようには思えません。英語の勉強が趣味みたいなもので、部活はESS(英語サークル)、アルバイト先も英会話学校、新聞や雑誌も英文、彼女も外国人でした。暇な日には大きなホテルに出掛けて、ロビーで外国人旅行者を見つけては声を掛けていました。一言会話するだけで、随分喜んでいた記憶があります。3年生からは自分が立ち上げた学生英字新聞の編集長をしていましたが、これが唯一誇れることかもしれません。大学院では真面目に勉強していました」

学生時代

大学院時代の塩澤先生(イリノイ大学のキャンパスにて)

メッセージ

塩澤 正先生

「本学の建学の精神の『不言実行』、この言葉ほど現代の大学生にぴったりな言葉はないでしょう。英語に直せば“Actions speak louder than words.”です。勉強や練習というのは辛いのでできるだけ避けたいものです。だから、先延ばしにして、なかなかやらずにいつも後悔しているということはありませんか。『自己管理』は意外と難しいのです。英語学習でも方法ばかり悩んでいて、実際はほとんど何もやっていないのでは?まずは、やってみましょう。やっているうちに好きになり、膨大な時間を費やして、いつの間にかその道の達人になってしまうこともあります。人はあなたの発言や持ち物ではなく、『行動』を見て評価していることを忘れないでください」

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