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国際関係学部 国際学科 桃井治郎先生

【2017年10月1日】

桃井治郎先生

アルジェリアやチュニジアを中心に、国際政治史や平和学の観点から研究
中公新書『海賊の世界史』を出版

プロフィール

桃井治郎(モモイ ジロウ)先生。筑波大学 第三学群社会工学類卒業。中部大学大学院 国際関係学研究科中退。博士(国際関係学)。中部高等学術研究所研究員、在アルジェリア日本国大使館専門調査員などを経て2011年4月に中部大学に着任。国際関係学部 国際学科准教授。

神奈川県出身。好きな学食は、セレクトデリランチがお気に入りで「第3学生ホール」。著書に『アルジェリア人質事件の深層』(新評論)、『「バルバリア海賊」の終焉』(中部大学)、『近代と未来のはざまで』(共編、風媒社)、中公新書『海賊の世界史―古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで』(中央公論新社)。

桃井先生を Close Up!

先生の研究内容

 

桃井治郎先生

「北アフリカのアルジェリアやチュニジアをフィールドに、国際政治史や平和学の観点から研究を進めています。具体的には、19世紀初頭の『バルバリア海賊』の廃絶をめぐる外交史や、現代のテロリズム問題について研究しています」

研究を志したきっかけ

「もともと、大学卒業後に働いていたテレビ局を辞め、チュニジアに青年海外協力隊員として赴任したことが、北アフリカと関わることになったきっかけです。それまで、チュニジアについて何も知らなかったのですが、現地で多くの友人ができ、この地域が好きになりました。帰国後、アフリカ研究で有名であった本学の大学院に進学し、研究の道を歩み始めました。その後、日本大使館の専門調査員としてアルジェリアに赴任する機会があり、最近はテロリズム問題など現代の平和の問題についても研究を進めています」

アルジェリア

アルジェリアの首都アルジェの街並み

地中海

「アルジェのカスバ」から望む地中海

近著『海賊の世界史―古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで』

海賊の世界史

「本書は、海賊という存在を通して世界史を描いた内容です。海賊は、秩序に対する反逆者として、通常の正史では消え去っていく存在ですが、海賊の視点を通して世界史を再読することで、これまでとは異なる『もうひとつの世界史』を描けるのではないかと考え、執筆しました。同書では、北アフリカの『バルバリア海賊』だけでなく、古代ギリシアや古代ローマ、中世、また、地中海やカリブ海などの海賊の歴史をつづっています。世界史好きな方はもちろん、海賊に興味のある方も、ぜひご一読願えればと思います」

参考(プレスニュース)

先生の学生時代

学生時代

「大学4年生の時に1年間休学し、バックパッカーとして世界を回ったことが一番の思い出です(写真はインドでの様子)。初めての海外で、飛行機に乗るのさえ初めてでしたが、結果として、北米、ヨーロッパ、東アフリカ、中東、南アジアをめぐり、世界一周の旅になりました。今から思えば、危なっかしいことも多々ありましたが、自分自身を見つめ直し、世界の現状について考える良いきっかけになりました。ただし、そのときに身についた放浪癖は、いまだに直っていないように思います(笑)」

メッセージ

桃井治郎先生

「人生を80年とすると、僕らが生きることができる日数は3万日しかありません。一日一日を大切に、いま、ここを、力いっぱい生きましょう。また、ぜひ学生時代に、それぞれの知的好奇心に従って良い本をたくさん読んでほしいと思います。小説でも歴史書でもノンフィクションでもかまいませんが、良い本との出会いは、大きな成長の糧となり、人生を必ず豊かにしてくれるはずです」

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