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生命健康科学部 スポーツ保健医療学科 伊藤守弘先生

【2011年11月1日】

伊藤守弘先生

常に本気で真っ向勝負! 苦労も楽しみながら好きなことをとことんやる!

プロフィール

伊藤守弘(イトウ モリヒロ)。三重県津市出身。三重大学大学院医学系研究科博士課程後期修了。博士(医学)。2006年、三重大学医学部より中部大学生命健康科学部生命医科学科へ。2011年より同、スポーツ保健医療学科准教授、教務部長補佐。奥さんと子ども2人の4人暮らし。おいしいものを食べることが大好き。月に数回、子どもと過ごす休日が楽しみ。

Close Up 伊藤 守弘先生

研究室にお邪魔すると研究室の学生がコーヒーを用意してくださいました。先生専用のカップにはブタのイラストが。そこにはあるエピソードが詰まっていました。

医学・医科学を志すきっかけ

高校2年の時、心臓の病気がきっかけで入院し手術。その入院中に出会った人たちの影響で、自分もこうなりたいと強く思い、生命(いのち)に関わる仕事に就くことを志しました。「けっして優秀ではなかったよ。でも何よりも目標を持つことが大事。そして、決まったら一直線に成功を目指して突き進むべきでしょ?」。勉強は大嫌いでしたが、絶対に夢を叶える!という強い気持ちと努力が実り、志望校に入学。「“こころ”が変われば“人”が変わる」。大きな感動はその後の人生に大きく影響することを身をもって経験。次は自分が学生たちの将来へ向かう原動力に少しでもなれるよう一人一人と接している。実は先生の胸にはその手術で「心臓にブタの皮が入ってる」とのこと。マグカップはそのことを知っている学生ならではのプレゼントだったのでしょうか!?

入院をしていた高校2年の頃

入院をしていた高校2年の頃

専用のマグカップ

専用のマグカップ

研究はどれだけ距離があるか分からない暗闇を走っているようなもの

研究者という仕事に興味を持つようになったのは大学2年、20歳のとき。恩師に出会い研究者の道へ。恩師の印象はひとことで言うと“一風変わった先生”。先生が一心不乱に基礎医学を研究する様子を見て、何度か言葉を交わすうちに、自分も研究者になりたいと将来の目標を決めた。現在は感染症、ウイルス、膜融合の研究を中心に、遺伝子と運動能力の関連性に関わる研究も行っている。「研究はどれだけ距離があるか分からない暗闇を走っているようなもの。何年もやって、ほんのわずかな成果が出るか出ないか。どれだけの距離があるか分からないから、どれだけ進歩しているかも分かりにくい(笑)」。研究を続けていて大変なことは「ない」という伊藤先生。「好きなことをやらなきゃ。それに、目標を達成するための苦労を楽しめないならやめた方がいいよ」。日々の研究の中で、少しの進歩を喜ぶ。長い研究生活を支えるのは日々の小さな喜びとのこと。

インフルエンザウイルスの電子顕微鏡像

インフルエンザウイルスの電子顕微鏡像

研究への取り組み方について語る

研究への取り組み方について語る

研究室にはたくさんの笑いと涙の跡

学生と接するとき常に心がけているのは真剣にぶつかること。そのためには厳しいことも言うし、熱いと言われることもあります。「僕は不器用だから耳障りのいいことも言えない。学生を見ていて気付くことがあったら、本当のことを本気で言う。反抗的になる学生や、泣いてしまう学生もいるけど、それがきっかけで、今のままではいけないと危機感を持ち、目標を決めて頑張ってくれるのならうれしい」。研究室を訪れる学生の中には、恋愛相談に来る男子学生も。相談した結果、叱られて帰ることになり、帰り際に言った言葉が「失恋したのに叱られたのは初めてです」とのこと。「この研究室にはたくさん笑いもあるが、涙の跡もあるんや(笑)」。「厳しいことを言ったり、嫌なことを話すのは正直しんどい。でも僕がしんどい思いをして、その学生が伸びるならどれだけでも嫌われ者になる」。先生は本気で真っ向勝負です。

実験中の様子

実験中の様子

研究室の学生たちと

研究室の学生たちと

厳しくも、笑顔と笑い声の溢れる授業

三重県出身の先生の話す言葉は、関西弁のイントネーション。そのテンポが心地よく、学生たちを「イジリ」ながら、熱の入った講義へ巻き込んでいきます。「もっと頭使わな。頭はシャンプーするために付いているんとちゃうで」「頭が悪いから分からん?頭が悪いって誰が決めたんや!」。しかし、ただ面白いだけではありません。医学の現場で実際にあったエピソードもふんだんに盛り込みます。

※生命(いのち)の大切さや生命の持続に関する授業は、全学共通科目「地球環境論(持続学のすすめ)」として開講されており、所属学科に関わらず受講することができます。

軽快な語り口で熱の入った講義へ巻き込んでいく
軽快な語り口で熱の入った講義へ巻き込んでいく

人体情報学実習の様子

人体情報学実習の様子

地球環境論(持続学のすすめ)の講義風景

地球環境論(持続学のすすめ)の講義風景

スタートアップセミナー:体のしくみを学ぶ

スタートアップセミナー:体のしくみを学ぶ

微生物学実習の様子

微生物学実習の様子

大学行事でも活躍

フレッシュマンキャンプのカウンセラー

上高地河童橋にて

上高地河童橋にて

フレッシュマンキャンプで学生のサポートをする「カウンセラー」を担当して今年で4年目。キャンプ2日目の登山では、最初の3年は体調不良の学生に付き添ったり、天候不順で早々に下山するなど不運が重なりました。今年はやっと快晴の上高地を見ることができました。

チャレンジサイト「障害者スポーツのすすめ」

愛知県選手団(※写真後列左)

愛知県選手団(※写真後列左)

伊藤先生は全国障害者スポーツ大会(障がい者の国体)愛知県選手団のコーチとして大会に帯同しています。大学では学生たちが中心となり、障がい者スポーツの指導を行うことで、障がい者の方がスポーツを楽しみ、リハビリの成果向上や、社会とのつながりを実感してもらうのを目的として、チャレンジサイトを行っています。学生たちが自主的に活動するのを責任者として見守り、アドバイスをします。中部大生なら希望者は誰でも参加できます。

ナイトウォーク

ゴールの達成感は格別

ゴールの達成感は格別

ナイトウォークは中部大(春日井キャンパス)から中部大学研修センター(岐阜県恵那市)までの42Kmを一晩かけて歩く名物イベント。2007年から参加し、3回完歩を果たしています。足をケガした学生の肩を抱きながらゴールしたことも。

陸上競技部顧問

部員といっしょに

部員といっしょに

選手は全日本インカレを目標に日々頑張っています。先生自身が陸上部に所属していたこともあり、指導には熱が入ります。部員同士仲良く、元気いっぱいです。

終わりに 「夢を語り、共有しよう」

伊藤守弘先生

高校生にメッセージ

「中部大にはやる気さえあれば何でもできる自由さがある。もちろん自由には責任もともなう。高校生のうちにやりたいことを決め、大学生になったら失敗しながらでも夢を実現してほしい。世の中には勉強したくてもできない人もいる。大学生になれる幸せを実感しながら、好きなことをしっかりとやってほしい。嫌いなことをやっても上手くならないからね」。

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