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経営情報学部 経営総合学科 須佐大樹先生

【2017年2月1日】

須佐大樹先生

専門は公共経済学、財政学、新政治経済学
政府による経済活動と人々の投票行動、そしてグローバル化との関係性について研究

プロフィール

須佐大樹(スサ タイキ)先生。名古屋大学 経済学部 経済学科卒業。名古屋大学大学院 経済学研究科 博士課程前期課程修了。同博士課程後期課程修了。博士(経済学)。2015年4月より、中部大学に着任。経営情報学部 経営総合学科助教。

東京都出身。6人兄弟の5番目。趣味は、ランニングと読書。当面の目標は、ハーフマラソンのレースに出場し完走すること。

須佐先生を Close Up!

先生の研究内容

須佐大樹先生

「政府による経済活動と人々の投票行動、そしてグローバル化との関係性について研究しています。現代社会の大きな特徴のひとつに、ヒト・モノ・カネが地域や国境を越えて結びついた状態であるグローバリゼーションを挙げることができます。例えば、政府による企業や資本の誘致競争であったり、貿易協定による国際間の経済取引の活性化などがその例です。そういったさまざまな形態をとるグローバリゼーションがどのように人々の投票行動に影響を及ぼし、どのような政治家が選挙を通じて選出され、どのような政策が施行されることになるのか、また果たしてそれは良いことなのか否か、ということについて考えています。『グローバル化によって国々は互いに似ていき、少なくとも経済の面で世界は一様になっていく』ということが言われていますが、『では、政治の面ではどうなのだろう?』と疑問を投げかけるのがこの研究の面白さです」

研究を志したきっかけ

受賞

2015年11月に公共選択学会「公共選択の
フロンティア」優秀報告賞(原田賞)を受賞

「今の研究について『自分で志した』と言える格好の良いストーリーはありません。というのも、大学院で研究生活もさあこれからという時期に交通事故に遭い、脳に障害を負ってしまいました。1年間休学し、リハビリを経て復学するも、事故以前と比較すると思考力・集中力も大きく損なわれてしまって研究もままならない時期がしばらく続きました。実際に研究の道を諦め、大学院を去ることも考えましたが、そんな私を見るに見かねた指導教員の小川光先生(現・東京大学教授)から『こんなのやってみたらどうだろうか』と提案していただいたのが、現在の研究に取り組む直接のきっかけです。ここから学べたことや得られた経験も非常に多く、大学院も師や同期、先輩、後輩、同期の助けを借りながら、なんとか首の皮一枚つながったような状態で無事修了できました。本当に感謝しています。加えて、2015年11月に公共選択学会から「公共選択のフロンティア」優秀報告賞(原田賞)を受賞しました。受賞時には既に中部大学に着任していましたが、対象となったのは大学院在学時代の研究で、非常に良い記念となりました。しかしながら、これにとどまらず、いままでの研究経験を生かしながら、新政治経済学といわれる領域で新たな研究に取り組もうと格闘する毎日です」

先生の学生時代

学生時代

大学院生時代の須佐先生(韓国で研究報告)

「学部生の時は、『とにかく何でもやってみよう』の精神で過ごしていたように思います。アルバイトだったら、塾の講師からイベント会場設営にバーテンダー。学業以外の活動でも、所属していた名古屋大学相撲部で、名古屋城を会場に借りてお祭りイベントを開いたり、さらには起業の道を模索してみたりしたこともありました。いろいろな場面でいろいろな人たちにたくさんのことを教えてもらったと思います。しかし、今振り返って特に印象に残っているのは、大学に入学してから、上手く環境になじむこともできずに、図書館で勉強しているか、家で本を読みあさっているかのどちらか、みたいな時間を1年間くらい過ごしていたことです。でも、それって結局今の生活と同じようなものだなと(笑)。私の原点のような時間です。そんな時期があったからこそ、反動として『とにかく何でもやってみよう』につながり、さまざまなことを学んだり経験した後、一周まわって、今があるという感じだと思います」

メッセージ

須佐大樹先生

「学生時代に自分が何をしたいのか、すぐに見いだせていたらそれはとっても立派なことですが、多くの人にとってそれを今の時点で決めろと言われても、難しいことでしょう。でも、それで良いと私は思います。問題は、悩み続けること、考え続けること、それらをできるかどうかです。そのために学び、友人と語らい、多くの本や映画に触れ、運動にも励み、頭と心と体のベースをできるだけ強く磨いておいてください。どんな道を選択するにせよ、それがあなたを支えます」

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