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工学部 機械工学科 安達和彦先生

【2017年1月1日】

安達和彦先生

振動の計測・解析から振動設計まで、振動技術を研究
平成28年度砥粒加工学会技術賞を受賞

プロフィール

安達和彦(アダチ カズヒコ)先生。神戸大学 工学部 機械工学科 卒業。神戸大学大学院 工学研究科 修士課程 機械工学専攻修了。 神戸大学助手・助教授・准教授を経て、2015年4月より中部大学に着任し、工学部 機械工学科教授。2001年10月から1年間、米国バージニア州立工科大学客員研究員(平成13年度文部科学省長期在外研究員)。

2014年に「ターボ機械のダイナミック設計手法に関する技術」で一般社団法人ターボ機械協会 ターボ機械協会賞(技術賞)を連名で受賞、2016年に「単一軸型長尺内面研削スピンドルユニットの開発と実用化」で公益社団法人砥粒加工学会 平成28年度砥粒加工学会技術賞を連名で受賞。

大阪府吹田市出身。趣味は、スキー、旅行、ドライブ、山歩き、美術館巡り、釣り(最近は、渓流釣り・鮎友釣り)、各地の食べ歩き(伝統料理、季節料理、地酒、甘い物)。

安達先生を Close Up!

先生の研究内容

安達和彦先生

「機械は動く物で作られています。機械が動くと必ず力が発生し、その結果、機械が振動します。私は、機械の振動を測って調べ(振動計測・振動解析)、なぜ振動が発生するのか(振動メカニズム解明)、どんな振動が発生するのか(振動特性)、発生した振動はどうすれば小さくできるか(振動対策)について研究しています。世の中にはたくさんの機械がありますが、最近は、JAXA殿とターボポンプの形態設計や、大久保精工株式会社殿(滋賀県草津市)と内面研削用スピンドルの振動設計に取り組んでいます」

常識破りの技術を産学連携で開発、「技術賞」を受賞

技術検証の様子

長尺内面研削スピンドルの振動試験の様子

「工作機械の構成部品であるスピンドルユニット(回転主軸)の開発を産学連携で取り組んできましたが、2016年9月には『単一軸型長尺内面研削スピンドルユニットの開発と実用化』で公益社団法人砥粒加工学会から連携企業殿との連名で技術賞を受賞しました。長尺スピンドルは常識破りの技術でしたが、足かけ8年の成果が評価され、感無量です。スピンドルの突出した部分が600mmで、スピンドル直径の15倍に達する長尺スピンドルでは、突き出した部分の形状について工夫し、2015年に大久保精工株式会社殿と共同で特許を取得しました。こうした技術を使うと、深穴加工ができ、大型加工にも対応します。加工した長尺部品は、建機や削岩機、航空機などの分野でも使うことができ、社会に役立つ技術を送り出せたことはとても嬉しいことです」

若かりし頃の先生

スキーの様子

「毎年、アルバイトで貯金して、夏は大学の近くの六甲山の山歩き、冬は友人とスキーに行っていました(写真中央)。学業面では、恩師の岩壺卓三先生(神戸大学名誉教授)から研究の進め方として『考え方を明確にし、ストーリーを描きなさい』と教えていただきました。神戸大学在職時(助教授・准教授)の上長であり恩師でもある神吉博先生(神戸大学名誉教授)からは、先生の長い企業経験に基づいて、『現場を見なさい』と教えていただきました。この二人の恩師の教えが私の研究スタイルに限らず生き方の礎になっています」

メッセージ

安達和彦先生

「世の中、明るい話題が少なく、自分の将来が見通せないかもしれません。だからこそ、自分の未来を信じて、毎日地道に自分の実力(ポテンシャル)を高める努力を続けてください。『人生、何事も挑戦!』。また、情熱をかけて打ち込めるものを持っているなら、ぜひ続けてください」

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