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生命医科学科 研究成果と活動の紹介

高脂血症および動脈硬化改善における“ベージュ脂肪細胞”の新たな機能を解明ー山下教授, 竹内助教, 遠藤助手

 

  • 動脈硬化症APOE欠損マウスにおいて熱産生蛋白質UCP1の欠損は脂肪肝を助長するが、皮下白色脂肪組織のベージュ脂肪化を誘導することを発見
  • 誘導されたベージュ脂肪細胞がUCP1非依存的に糖・脂質代謝を促進し高脂血症と動脈硬化を改善
  • ベージュ脂肪細胞の発達は動脈硬化症マウスの寿命を延長

2020年3月  山下 均,竹内 環,遠藤 優貴

論文:Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Molecular Basis of Disease (2020)

細胞を傷つけず熟練技術不要なゲノム編集実験で染色体の遺伝子操作に成功ー岩田助教, 岩本教授

 

  • 電気穿孔法を使い世界で初めて染色体改変に成功
  • マウス生体内の受精卵の染色体を改変
  • 染色体疾患モデル動物の作製で創薬への貢献に期待

2019年10月  岩田 悟,岩本 隆司

論文:Iwata,S. et al., Scientific Reports (2019)

皮膚がんに特徴的な糖鎖合成酵素遺伝子の発現を制御する因子を解明ー竹内理香助手,古川圭子教授(PDF形式:約799KB)

 

  • 炎症性サイトカインTNFaがメラノサイトでがん関連糖鎖合成酵素遺伝子の発現をON
  • メラニン合成を誘導する因子ががん関連糖鎖合成酵素遺伝子の発現をOFF
  • がん化したメラノーマ細胞ではがん関連糖鎖合成酵素遺伝子の発現が常時ON
  • 糖脂質の糖鎖合成酵素mRNAのモニタリングで前がん状態を予測できる可能性を提案

2019年10月   * 竹内 理香, 田島 織絵, 古川 鋼一, 古川 圭子 (* 現所属:関西学院大学)

論文:Takeuchi,R. et al., Scientific Reports (2019)

心臓カテーテル検査・治療中の心肺蘇生率を高める技術を開発 (伊藤守弘教授)

  • カテーテルテーブル上での心臓マッサージの効果を定量的に測定
  • テーブルのたわみでマッサージ効果が極めて低下することが判明
  • テーブルを安定化棒で固定し、心臓マッサージの質を大幅に向上

2019年8月  伊藤 守弘

論文:Yamada et al., Journal of Interventional Cardiology (2019)

筋肉の収縮を説明する数理モデルを開発 ─1つのモデルで人と昆虫の横紋筋の動きを再現─ (新谷助教)

  • 人や昆虫の横紋筋の動きを正確に再現できる数理モデルを開発
  • アルゴリズムを一般公開
  • 心不全の事前予知など医療への応用に期待

2019年6月  新谷 正嶺

論文:T. Washio, SA. Shintani et al., Scientific Reports (2019)

肥満やメタボの改善に働く褐色脂肪細胞の形成を促進する内分泌因子を同定(橋本助手、竹内助教、山下教授)

研究の詳細

  • 肝臓などから分泌される糖タンパク質CREG1が褐色脂肪細胞の分化を誘導することを見出した。
  • CREG1はエネルギー消費に働く熱産生タンパク質UCP1の転写を促進。
  • 遺伝子工学技術を用いて作製した脂肪組織特異的にCREG1を過剰発現するマウスは脂肪組織の褐色脂肪化と肥満抵抗性を示した。

2019年3月  * 橋本理尋、竹内 環、山下 均 (* 現所属:旭川医科大学)

関連論文:Kusudo et al., JB 165 (2019)

イカスミにアレルギー抑制効果を発見 ─副作用の低い抗アレルギー剤の開発目指す─ (川本准教授、武田准教授)

  • イカスミ色素の主成分であるメラニンに花粉症等のアレルギーを抑制する効果があった。
  • 細胞およびマウスを使った実験でマスト細胞を抑制してアレルギー抑制効果を確認
  • 副作用の低い抗アレルギー薬の実現に期待

2019年5月 川本善之、武田湖州恵

体温において心臓が効率良く拍動するメカニズムの一端を解明(新谷助教)

研究の詳細

  • 精製タンパク質と光熱変換顕微鏡法を用いて筋収縮機能の温度特性を評価する顕微解析法を構築
  • 筋肉が温まると収縮する「加熱筋収縮」を4種類の精製タンパク質のみで再現することに成功
  • 心臓が体温において効率的に拍動できるメカニズムの一端を解明

2019年4月  新谷正嶺

メカニカルな刺激による痛みの発生に関わるタンパク質を同定(片野坂准教授)

TRPV2陽性の感覚神経

  • 遺伝子工学技術を用いて感覚神経のイオン透過性タンパク質TRPV2を失ったマウスを作製
  • このマウスでは、感覚神経を引っ張った時の神経の応答が減弱し、機械的な痛みの感度が低下した。
  • 痛みのメカニズムの解明と、鎮痛法の開発に繋がる発見

2018年11月 片野坂公明

ゴキブリの成長阻害遺伝子を発見 ─新タイプの殺虫剤開発に期待─ (宮田助手)

ゴキブリの成長阻害

  • RNA干渉実験でゴキブリの脱皮を阻害する遺伝子を発見した。
  • 脱皮を止めることで死滅させる可能性を示した。
  • ゴキブリだけを狙って殺虫効果を発揮させる手法である。

2018年1月 宮田恵多

(現所属:川崎医療福祉大学)

ゲノム編集技術CRISPR/Cas9を用いて線虫C.elegansの遺伝学研究に有用なツールキットを作製 (岩田助教)

ゴキブリの成長阻害

  • 胚致死変異体を安定的に継代維持するのに有用なバランサー染色体のツールキットをゲノム編集技術を用いて作製した。
  • 作製したバランサー染色体は二つの染色体逆位を含み、構造的に安定していることを全ゲノムシーケンスで確認。
  • このツールキットは線虫ゲノムのコーディング領域の89%をカバーしている。

2018年1月 岩田悟

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