生命医科学科 研究成果と活動の紹介
温められた心筋は安定性と不安定性を併せ持った収縮リズムを刻むことを発見 ― 新谷講師
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2022年4月 新谷正嶺 論文: Shintani SA, Biochemical and Biophysical Research Communications(2022) |
心臓拍動のメカニズムに関する新たな提案 ― 新谷講師
論文: Shintani SA, Frontiers in Physiology (2022) *画像の転用を禁じます。 (クリックで拡大表示) |
2022年3月 新谷正嶺
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内分泌因子CREG1の抗肥満作用におけるUCP1の役割を解明 ― 遠藤、竹内、後藤、山下
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2022年1月 遠藤優貴、竹内環、後藤亜由美、山下均 |
内分泌因子CREG1のメタボ治療剤としての可能性とベージュ脂肪細胞誘導作用を解明 ― 竹内助教、遠藤助手、山下教授
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2021年10月 竹内 環、遠藤優貴、山下 均 |
深海の圧力で筋原線維の構造と機能の変化を解明 ― 新谷助教
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2021年4月 新谷 正嶺 |
心筋拍動の恒常性の発見と拍動を再現する数理モデル開発 ―心臓が体温で安定かつ効率的な心拍リズムを刻むメカニズムの解明― 新谷助教
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2020年11月 新谷 正嶺 |
デュナリエラ属微細藻類の褐色脂肪細胞分化促進と抗肥満作用の新たな食品機能性を解明 ー山下教授 ,竹内助教, 遠藤助手, 後藤助手
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2020年6月 山下 均,竹内 環,遠藤優貴,後藤亜由美 |
高脂血症および動脈硬化改善における“ベージュ脂肪細胞”の新たな機能を解明ー山下教授, 竹内助教, 遠藤助手
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2020年3月 山下 均,竹内 環,遠藤 優貴 論文:Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Molecular Basis of Disease (2020) |
細胞を傷つけず熟練技術不要なゲノム編集実験で染色体の遺伝子操作に成功ー岩田助教, 岩本教授
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2019年10月 岩田 悟,岩本 隆司 |
皮膚がんに特徴的な糖鎖合成酵素遺伝子の発現を制御する因子を解明ー竹内理香助手,古川圭子教授(PDF形式:約799KB)
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2019年10月 * 竹内 理香, 田島 織絵, 古川 鋼一, 古川 圭子 (* 現所属:関西学院大学) |
心臓カテーテル検査・治療中の心肺蘇生率を高める技術を開発 (伊藤守弘教授)
- カテーテルテーブル上での心臓マッサージの効果を定量的に測定
- テーブルのたわみでマッサージ効果が極めて低下することが判明
- テーブルを安定化棒で固定し、心臓マッサージの質を大幅に向上
2019年8月 伊藤 守弘
論文:Yamada et al., Journal of Interventional Cardiology (2019)
筋肉の収縮を説明する数理モデルを開発 ─1つのモデルで人と昆虫の横紋筋の動きを再現─ (新谷助教)
- 人や昆虫の横紋筋の動きを正確に再現できる数理モデルを開発
- アルゴリズムを一般公開
- 心不全の事前予知など医療への応用に期待
2019年6月 新谷 正嶺
論文:T. Washio, SA. Shintani et al., Scientific Reports (2019)
肥満やメタボの改善に働く褐色脂肪細胞の形成を促進する内分泌因子を同定(橋本助手、竹内助教、山下教授)
- 肝臓などから分泌される糖タンパク質CREG1が褐色脂肪細胞の分化を誘導することを見出した。
- CREG1はエネルギー消費に働く熱産生タンパク質UCP1の転写を促進。
- 遺伝子工学技術を用いて作製した脂肪組織特異的にCREG1を過剰発現するマウスは脂肪組織の褐色脂肪化と肥満抵抗性を示した。
2019年3月 * 橋本理尋、竹内 環、山下 均 (* 現所属:旭川医科大学)
イカスミにアレルギー抑制効果を発見 ─副作用の低い抗アレルギー剤の開発目指す─ (川本准教授、武田准教授)
- イカスミ色素の主成分であるメラニンに花粉症等のアレルギーを抑制する効果があった。
- 細胞およびマウスを使った実験でマスト細胞を抑制してアレルギー抑制効果を確認
- 副作用の低い抗アレルギー薬の実現に期待
2019年5月 川本善之、武田湖州恵
体温において心臓が効率良く拍動するメカニズムの一端を解明(新谷助教)
- 精製タンパク質と光熱変換顕微鏡法を用いて筋収縮機能の温度特性を評価する顕微解析法を構築
- 筋肉が温まると収縮する「加熱筋収縮」を4種類の精製タンパク質のみで再現することに成功
- 心臓が体温において効率的に拍動できるメカニズムの一端を解明
2019年4月 新谷正嶺
メカニカルな刺激による痛みの発生に関わるタンパク質を同定(片野坂准教授)
- 遺伝子工学技術を用いて感覚神経のイオン透過性タンパク質TRPV2を失ったマウスを作製
- このマウスでは、感覚神経を引っ張った時の神経の応答が減弱し、機械的な痛みの感度が低下した。
- 痛みのメカニズムの解明と、鎮痛法の開発に繋がる発見
2018年11月 片野坂公明
ゴキブリの成長阻害遺伝子を発見 ─新タイプの殺虫剤開発に期待─ (宮田助手)
- RNA干渉実験でゴキブリの脱皮を阻害する遺伝子を発見した。
- 脱皮を止めることで死滅させる可能性を示した。
- ゴキブリだけを狙って殺虫効果を発揮させる手法である。
2018年1月 宮田恵多
(現所属:川崎医療福祉大学)
ゲノム編集技術CRISPR/Cas9を用いて線虫C.elegansの遺伝学研究に有用なツールキットを作製 (岩田助教)
- 胚致死変異体を安定的に継代維持するのに有用なバランサー染色体のツールキットをゲノム編集技術を用いて作製した。
- 作製したバランサー染色体は二つの染色体逆位を含み、構造的に安定していることを全ゲノムシーケンスで確認。
- このツールキットは線虫ゲノムのコーディング領域の89%をカバーしている。
2018年1月 岩田悟
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