「ベルリッツ」の英語を、国際関係学部の授業で学ぶ(特派員:OCK)
【2016年7月1日】
私は、国際関係学部の3年生です。
中部大学の国際関係学部では、正規の授業として、「ベルリッツ」の講師の方が教えるクラスが開講されています。「ベルリッツ」というのは、ビジネス英語で世界的に有名な語学学校です。
私は今学期、水曜日の午前中に、「国際ビジネス英語A」と「国際時事英語A」という2つのクラスをとっているのですが、これらの講義は、ベルリッツの講師の方が担当されています。先生は、もちろんネイティブ・スピーカーです。
この講義で、ベルリッツの先生は、日本語なしで授業をします。だから、例えば先生に何か質問をするとき、受講している学生は日本語を使えません。また、私たちはいくつかのグループをつくり、先生から出されたテーマについて、英語で一緒に考えます。会話を通じて英語を身につけることが、受講生にとって大切で効果的であるとされています。
職業や病気など、テーマは毎回変わり、その特徴などについて、英語を使ってグループ内で議論します。上手くアイデアが出せないときや、一度で説明を理解することが出来ないとき、先生は考えるヒントをくださったり、もう一度丁寧に教えてくださいます。それで助けられている人は少なくありません。また単語や文法が上手く出てこないときも、グループ内で互いに助け合っています。
ベルリッツは、普段の授業において、学生にフルセンテンスでの会話を意識させているという点で、会社などの社会的な場面を想定して授業をしていると思います。
英会話を含めた英語力向上のためにも、私はこの環境を無駄にできません。グループワーク中に、英文や英単語がすぐに出てこないこともあります。そういうときに、日本語から文章を組み立てるのを少なくするよう取り組んでいます。また、日本語で単語を友達に教えてもらわないようにしています。受講している学生の中でも、英会話への慣れや単語力にレベル差がありますが、そういう意味でもいい刺激になると思います。