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中国・華東師範大学留学記 第3回(特派員:ロッちゃん)

【2015年12月14日】


華東師範大学に語学留学中の中国語中国関係学科の2年生です。留学期間も残り1ヵ月で終わりです。

12月3日から9日にかけて中国四川省の成都、九寨溝、黄龍へ行ってきました。成都は四川省の省都で、中国西南部を代表する大都市です。上海から飛行機だと3時間半かかります。豊かな成都平原にあり、水利に恵まれていることから、「天府の国」として2000年以上にわたり栄えてきた都市です。「三国志演義」の主人公、劉備玄徳が蜀の都に定めた場所ですし、唐代には詩聖杜甫が晩年を過ごしたところでもあります。そして、四川省はジャイアントパンダが多く生息する地域としても有名です。成都にはパンダ繁殖育成研究基地があり、そこでは子どもから大人のパンダ、レッサーパンダを見ることができます。また、辣(ラー:唐辛子の辛さ)と麻(マー:山椒の辛さ)で有名な四川料理の本場でもあります。 
                                           

今回の成都旅行では、劉備と孔明を祀る「武候祠」、
                                        

紀元前1200年から紀元前650年までの遺跡の発掘品や発掘場所が見学できる「金沙遺跡博物館」、
                                       

 パンダ、レッサーパンダに会える「パンダ繁殖育成研究基地」、
                                      

武候祠の東側にある古い成都の下町の風情を残した「錦里」に行ってきました。

次に行ったのは、ずっと憧れていた九寨溝でした。成都からバスで約11時間、標高2000m以上のところにあります。九寨溝には4つの川、100を超す湖沼、17の滝、数十の泉が点在しています。その名は、チベット族の村(山寨)が9つあることに由来しているとのことです。この一帯にはパンダをはじめ希少動物が多く生息し、1992年にはユネスコの世界自然遺産に登録されています。九寨溝はシャトルバスを使うと1日で観光できます。有名な長海や五彩池、熊猫海(パンダ海)、五花海、珍珠灘瀑布などを散策していると「ここは自分の知っている中国とは違う!」と思いました。空気もきれいで、空も青く水も透きとおっていて神秘的な場所でした。
         

その翌日は黄龍に行ってきました。バスは冬季には運行していないらしく、タクシーの運転手と値段交渉をしてから乗車しました。九寨溝からはタクシーで3時間でした。黄龍とは、四川省北部の岷山山脈の主峰、雪宝頂の麓にある湖沼群のことを指します。標高は最も低い入り口で3200m、奥は3700mに達します。ほぼ富士山と同じくらいの標高ですね。乳白色の岩と淡いブルーの水をたたえた大小3400もの池が段々畑のように重なり合い、色彩美が中心の九寨溝とはまた違った魅力をもっています。また、九寨溝と同じく1992年に世界自然遺産に登録されました。黄龍に到着すると、本来ならロープウェイで標高3700mまで上がり、一番奥の五彩池から下りていくらしいのですが、冬はロープウェイが営業しておらず、歩いて行くことになりました。入口から五彩池まで4.2kmあるのですが、標高が高く空気が薄いので上りはすごくきつかったです。九寨溝も魅力的ですが、より神秘的な世界が広がる黄龍の方が好きになりました。
      

現在、中国の大都市では大気汚染が問題になっていますが、九寨溝や黄龍といった世界自然遺産に登録されるような場所もあります。もし、中国を訪問するなら北京や上海といった大都市だけではなく、大自然を満喫できる九寨溝や黄龍はぜひオススメです。今回の旅はきっと一生の思い出になることでしょう!

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