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貨幣の歴史を学ぶ-三菱東京UFJ銀行貨幣資料館-(特派員:SEIYA)

【2015年10月13日】


4回目を迎える「青木ゼミ知的な大人になろう会」。我々青木ゼミ一行は、夏休み前に名古屋市東区にある三菱東京UFJ銀行貨幣資料館を訪問しました。

                                                               

この貨幣資料館は1961年(昭和36年)に東海銀行設立20周年を記念して、同行本店ビル(現三菱東京UFJ銀行名古屋ビル)7階に「東海銀行貨幣展示室」として開設したのが始まりです。日本の貨幣はもちろん、世界中の貨幣も合わせて約1万点もの数の貨幣が展示されており、浮世絵版画展「(歌川)広重魚づくし」も同時開催されていました。 

貨幣とは物々交換の仲立ちをする道具として作られたもので、当時の国力や経済力の象徴でもあり、デザインは国それぞれの文化や芸術表現によって違っています。世界最古の貨幣は紀元前12世紀頃、中国で使われていた貝貨で、日本でもお金に関する漢字には「貝」の字がつくことが多いです。 

  

館内にはアメリカの貨幣など海外の貨幣も展示されています。国それぞれに違った特徴がありましたが、どこの国の貨幣にも共通して言えるのが、偉人が貨幣にデザインとして使用されていることでした。 

普段何気なく使っているお金ですが、ギリシャの財政危機など世界の問題には必ずお金が絡んできます。国々の貨幣の歴史を知ることは、現在学んでいる国際関係分野の基礎知識に繋がります。 

私達が訪れたときは、見学者が少なかったためか、資料館の方がある珍しいものについて詳しく説明して下さいました。それがこの天正沢瀉(おもだか)大判です。

                                                 

これは豊臣秀吉が作らせた世界最大の金貨で、日本銀行、日本銀行金融研究所貨幣博物館とこの三菱東京UFJ銀行貨幣資料館にしか現存しません。現在の取引価格は1500万円以上もするそうです。この大判の裏面中央には、おもだか(沼や池に生える植物の名前)の紋が打たれています。これがこの大判の非常に珍しい点であると案内の方はおっしゃっていました。 

第二次世界大戦時に金属不足問題から陶器で作られたものの、結局流通することのなかった幻の通貨も見ることができました。この通貨の一部は瀬戸で製作されており、思わぬところで前回の研修で行った「ノリタケの森」の陶磁器とのつながりを発見することもできました。 

青木ゼミでは、秋学期も継続して愛知県内の博物館、美術館などで学び、今後の学業や就職活動などに活かしていきたいと思っています。

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