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「先輩が語る国際協力」に参加して(特派員:YI)

【2015年5月25日】

                                             
 

私は、国際関係学部の1年生です。5月19日の青木澄夫先生の「国際協力入門」は、中部大学国際関係学部国際関係学科卒業生の畑山ゆかりさんによる「先輩が語る国際協力」でした。 

畑山先輩の前に、今回のセミナーの共催者である公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)中部支部の蒲美幸さんから、国際協力と青年海外協力隊のお話がありました。 

                    

国際協力には人道支援・共存・恩返しの3つの側面があり、先進国だけが発展途上国に貢献しているのではありません。日本で私たちが普段食べている食料の多くは輸入されたものであり、2011年に起こった東日本大震災のとき、世界の約8割の国が開発途上国でありながら、159の国と43の国際機関が日本を支援してくれました。国と国とは相互依存しているのだ、というお話を伺いました。 

国と国とが協力し合う大切さや、支援に大切なのはお金だけではなく、一人ひとりが相手や国を助けたいという気持ちだが大事なことだ、と気が付きました。 

先輩の畑山ゆかりさんは、10歳の時、エチオピアの人々が大飢饉で困っているのに、どうして日本にエチオピアから輸入された果物が売られているのだろうという疑問から、国際関係に関心を持ち始めたそうです、将来、NGOで働くことを目標に本学に入学し、オハイオ大学の大学院を卒業した後、2年半の間、グアテマラで青年海外協力隊として感染症対策の啓発活動を行ってきました。 

                                         

しかし、実際現地の保健事務所に派遣されると、自分以外の職員は全員男性で、文化の違いや治安の問題によって、女性である畑山さんは、現場に出て仕事をさせてもらえない日々が続いたそうです。そうした状況の中、畑山さんは周囲を観察しながら、自分のできることを探し始めました。 

そして、保健衛生の大切さを絵で描いて説明したり、感染症であるジャーガス病の原因のカメムシを回収するカメムシポストを作ったりなど、自ら提案しながら積極的に活動した結果、畑山さんのための保健ボランティアチームが作られ、ようやく啓発活動ができるようになったそうです。 

自分以外の同僚が全員男性で、女性が一人で外に出る文化がないグアテマラという地で、村に入って活動を続けることは、どれほどご苦労があったことと思います。そうした環境下にもめげずに、周りの人たちの信用を得ながら、アイデアを出し続けた畑山さんは、本当にすごいと思いました。 

私は、今回の特別講義を受講して、国際協力に必要なのは秀でた学力だけではなく、国や人を助けたいという思いがどれだけ大切なのか、また目標に向かって日々努力を重ねることがいかに重要か、ということを学びました。 

世界で起きている問題に受け身になるのではなく、相手の文化や立場を理解しつつ、どんなに小さなことでもいいから、まずは積極的に行動してみたいと思います。 

本学には、畑山さんのように世界で活躍している先輩がたくさんおられます。私も先輩方に負けないように、何事においても一生懸命努力したいと思います。

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