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トルコのお菓子アシュレはお袋の味(特派員:hayato)

【2015年1月14日】

 

先日の11月下旬に、トルコを専門とする中山紀子先生のところに、名古屋トルコ日本協会の方々が来てくださいました。今回、協会の方々には、トルコの伝統的お菓子であるアシュレを作ってもってきていただき、アシュレをいただきながら、トルコという国がどのような国かを教えていただきました。

                                         

これは、私たちが進めている「中部地方における若者の中東・イスラーム理解向上プロジェクト」の活動の一環でもあります。伊藤裕子先生のゼミ生たちも参加してくれました。

まずは協会の方から、トルコについて次のような簡単な説明をして頂きました。

トルコは、アジアとヨーロッパ2つの体州にまたがっている国であること、首都はアンカラ、日本同様に四季があり、トルコ料理は、世界三大料理とされていることなどです。

そして今回の最大の目玉であるアシュレがどのようにしてできたのか、なぜアシュレがうまれたのかを、アシュレとトルコ紅茶をいただきながら、協会の方からのお話を受けました。それはトルコの神話の中にありました。みなさんは、ノアの方舟の物語はご存じでしょうか? いただいた資料から内容をご紹介しましょう。

「神様が慈悲により人々にノア様を遣わせた。ノア様が、民に950年もの間、異教を捨てるように求め、唯一神様を信じるという真実の道へと招いたが人々は彼をからかい、あざけるばかりだった。ついには彼の妻が彼を裏切り異教徒の仲間に加わった。ノア様は800年間、彼は民に苦しめられた。神様がノアに船を作るように命じ作らせた。神様は、すべての生き物を2匹ずつと信者、そして妻以外のノア様の家族を船に乗せた。ノア様は人々に洪水のことを知らせ、警告したが、人々の態度は変わらなかった。必要なものを積み込み船は出た。信仰しなかった人々はすべて溺れノア様や信者たちにとって長く苦しい旅になった。旅と共に食べ物も不足し、人々は餓死に直面した。残された食べ物では、何かを作るのには十分ではなかったが、ノア様がすべての食料を集め、それらを混ぜておいしい食事を得た。ノア様が用意されたこの時の食事は『ノアのプディング』と呼ばれている。」

このアシュレは、トルコでは隣人に配るなど非常に親しまれている料理とされていることがわかり、日本とは違うコミュニケーションの取り方だな、とお話を聞いていて感じました。それにこのアシュレは、それぞれの家庭により味が異なることもあるそうで、ということは日本でいうお袋の味に近い感覚であり、一人暮らしをしている私は、母の味が恋しくなりました。アシュレとは、5000年の歴史を持つノアのプディングです。今まであじわったことのない不思議な味がしましたが、おいしく頂くことができました。

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