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簡単な英語で難しい事を語る―外国語プレゼンテーション―(特派員:国際学科の思考の学生)

【2019年12月4日】

私は、国際学科の3年生です。私の所属するゼミでは、1学期に1度、外国語プレゼンテーションが行われます。外国語であれば、英語でなくても何語でプレゼンしても良いことになっています。私は、20世紀におけるドイツの哲学者ハンナ・アーレント(Hannah Arendt)について、先日のゼミにて英語でプレゼンテーションをしました。

私は現在、ドイツ語とラテン語を勉強しており、本当は、ドイツ語でプレゼンしようと思っていました。苦手意識のある英語から逃げたかったのかもしれません。それでも、大学に入ってからドイツ語、ラテン語といった、私にとって本当の意味での外国語と出会えたことで、自然と抵抗感が薄れていたのでしょう。苦手意識のあった英語でプレゼンしてみたい、という意欲がどこからか湧き出てきたのです。なぜ、そのような判断に至ったのか、今となっては自分でもわからないものです。
 

プレゼン内容は、哲学者ハンナ・アーレントの生涯を紹介し、彼女の主著である、『人間の条件』、『全体主義の起源』、『エルサレムのアイヒマン』などを要約して説明しました。自分でも驚きましたが、これらを英語でプレゼンしたのです。哲学者を紹介するためには、高度な英語能力が必要と、思われるかもしれませんが、全くそんなことはなく、タイトルに示した通り、私は、簡単な英語で難しそうな事を言ったに過ぎないのです。難しそうな事を言うために、高度な文法は必要なく、むしろ日常会話の方が難しいのかもしれません。私は、自分の経験の中からこれを確認することが出来たのです。

先にも言ったように、中学、高校と外国語に抵抗があった私は、大学でのドイツ語とラテン語の学習から、自然に、それへの抵抗感がなくなっていったのかもしれません。不思議とプレゼンの際もあまり緊張しませんでした。私の指導教授である先生のモットーは、「中学レベルの英語で難しいことを話す」ですが、それを実践できたような気がして大変うれしかったです。なにより、自信のなかった英語に、少しだけ自信がついたような気がして自分の成長を楽しく感じます。1つの事に捉われる事無く、いろんな事に挑戦してみることが、苦手を克服するためのやり方かもしれません。あまり、難しく考えすぎずに自分の好きなような勉強してみてはいかがでしょうか。

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