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3月23日「2018年度 学位記授与式」

【2019年3月25日】

「国際関係学部長賞優秀卒業論文」の発表・表彰が行われました

3月23日10時から大学講堂で「2018年度学位記授与式」が行われ、国際関係学科、国際文化学科、中国語中国関係学科の3学科から、国際関係学部計129名の学生が卒業しました。

式典終了後、3011講義室に会場を移し、国際関係学部卒業生への学位記の授与と「2018年度中部大学国際関係学部長賞優秀卒業論文」の表彰が行われました。

はじめに太田明徳学部長から、この日に中部大学国際関係学部から巣立っていく卒業生に向けて、お祝いと激励のメッセージが送られました。                                       

続いて、「国際関係学部長賞優秀卒業論文」の最優秀論文1編、優秀論文1編、部門賞4編の発表と表彰が行われました。論文のタイトルと賞名は下記の通りです。

                                      

最優秀論文
「現代の薩摩切子産業と観光」

優秀論文
「介護する側の視点から介護される側の視点への転換―国際比較からみる認知症大国日本における介護の課題―」

部門賞
<国際政治経済部門賞>

「有限な水―広がる格差」

<国際社会文化部門賞>
「園子温から「家族」を知る」

「日本における「ケモ着ぐ」界隈―ソーンと自分―」

「伊藤圭介による海外交流―海外情報入手ネットワークに着目して―」
 

なお、各部門における審査についての講評は、以下の通りです。                                         

国際政治経済部門

昨年と同様、国際政治経済部門では3点の応募があった。論文のテーマは、介護、水、そしてジェンダーと労働というものであった。

介護を取り上げた研究は、見事優秀論文賞を受賞したので、ここでは紹介を省略する。水を取り上げた研究は、水へのアクセスが格差と関係しているという点を実証し、また大きいテーマでありながら、破綻せずにうまくまとめた点は見事であった。ジェンダーと労働問題を取り上げた論文も、情熱やテーマ設定のうまさは認められるものの、構成や例証、データの引用等に問題があり、受賞には至らなかった。

いずれも、身近な問題から出発しながらも、日本のみならず外国の資料も用い、比較検討しながら問題を位置づけていたのが印象的であった。また、なによりもいずれの論文も情熱を持って書かれていたのには感銘を受けた。

ただし、応募作全てに誤字脱字が目立ったのは残念。文章は最後に見直しましょう。今後社会人として生きていくうえで、契約や法律、プレゼン、営業レポート、納税、子育てなど「文字の世界」との付き合いは避けられません。4年間の学びを活かして頑張っていただければと思います。

(大澤 肇)


国際社会文化部門

国際社会文化部門への応募は8点、すべて国際文化学科からの応募であった。

応募論文のテーマは、日本の伝統工芸である薩摩切子、映画監督の園子温の描く家族観、ケモノの着ぐるみからみるケモノ観、幕末から明治に活躍した理学博士の伊藤圭介の海外交流、宝塚歌劇団の描くジェンダー、舞台化・映画化するバレエ『白鳥の湖』、多様化社会としてのLGBTsの捉え方、ディズニープリンセスの変遷といった多岐にわたるものであった。

大学生活を送る中で興味をもったり疑問に思ったりした事象を論文のテーマにしているであろうと思われ、どの論文も筆者のその事象に対する愛情が感じられた。執筆のために現地調査をおこなっているもの、また、実践や実体験から得られた事象に対して、先行文献を読むことで、きちんと客観的に捉えることができている論文も見られた。

すべての論文は日本での事象をもとに、その事象が国際的にどうであるかという、視野を広げる手法がとられている。日本での事象に重きが置かれすぎて、海外での事象の説明が希薄になってしまっているのは残念でならない。また、外国語で書かれた文献を参考にしているものが少なかったのも、論文を仕上げる期間が短かったのではないかと勘繰ってしまった。

どの論文も指導教授や級友などと多くの議論を重ね、自身の考察を練って書き上げられたものであると信じている。卒業に際し、その経験をもう一度思い返してもらいたい。そして、社会人として行き詰まったとき、論文を書いた経験を思いかえし、逆境に立ち向かってほしく思う。

最後に、ご卒業おめでとうございます。

(伊藤正晃)

その後、学部教員から、卒業生一人ひとりに学位記が手渡されました。

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