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中国・重慶での大学生交流事業と、学長表彰を振り返って(特派員:大原 富実佳)

【2018年2月8日】

私は中国語中国関係学科の3年生です。私たち「綾鉄GO(中部大学国際関係学部の1年生から3年生、交換留学生1名を含む計6人)」は、2017年3月21日から27日の7日間、中国四川省重慶市に渡航し、重慶師範大学の学生とともに、日中交流イベント「和汉折中」を開催いたしました。

 

このイベントでは日本食(五平餅・お味噌汁・お茶)と日本の遊び(お守り作り・剣玉・お面)、そして中部地方についても知ってもらうために中部圏の紹介・クイズ大会を行いました。今回の活動の過程から学長表彰受賞までを報告します。

まず、応募する際に企画内容を具体化することが条件でしたので、早速メンバーみんなの話し合いがスタートしました。企画を立てる上で重視した点は、可能な限り具体的にかつ今まで行われていない活動内容を目指して考案することでした。ブースとしては食べ物部門、体験部門、ミニゲームの3つに分けて考えました。自分達でゼロから企画立案したテーマ「縁起物を五感で感じよう」は、全国規模での審査を経て、見事企画を通過させる事が出来ました。

そして、次に準備期間へと突入するのですが、この3ヵ月間が1番多忙でした。私の役割は大きく分けて2つありました。体験部門のリーダーとしての務めと資料(渡航中の行程スケジュール、イベント計画書、物品リスト、かわら版等々…)作成を行いました。

準備での難点は「相手に分かりやすく伝えること」と「意見を集約すること」で、やはり意見交換の難しさを痛感しました。なるべく相手に分かりやすい言葉を使って説明することや、出揃った様々な意見をみんなに合意してもらえるよう纏める事にとても時間がかかりました。

また、国を越えての情報交換では、相手国の時期(春節、テスト期間)を考慮し限られた時間の中で、いかに“仲を深めながら”話し合いをするかという事を意識して進めていきました。

具体的には、中国側のカウンターパート21人と日本側の6人の間で、主にWe chat(中国版のLINEのようなアプリ)やテレビ電話を通じて、企画内容の修正、物品調達、ポスター、パンフレット、ユニフォームや小学校訪問、フィールドワークについての打ち合わせをも念入りに行っていきました。

しかし、渡航3日前になって予期せぬ問題が発生しました。それまで私たちが企画していた内容が、中国の国内事情により小規模化される事となったのです。これを聞いた瞬間、私は悔し涙が止まらなかったのを覚えています。

それでも、この涙は一生懸命準備してきた証なのだと自分に言い聞かせて、ここからが私達の腕の見せどころであると気持ちを入れ替え、再度企画変更をみんなで行いました。そして重慶到着後、カウンターパートとのアイスブレイクを経て打ち解けた後、約2日間かけて物品調達やイベント準備を行いました。


日本語学科の先生と学生


何度も行ったミーティング

そしていよいよ当日を迎え、イベントには日本語学科の学生と、英語学科の第二外国語に日本語を選択している学生の合わせて100人ほどが集まりました。日本の素材や中国の素材を混合させ、目的である五感を使って楽しんで頂けたと思います。


小学校訪問


フィールドワーク

急な予定変更もありましたが、アンケート集計では来場者99%の方に“有意義”という結果を頂くことが出来ました。また来場者の声の中には、「日本に対しての偏見がなくなった」や「日本に留学したい」などの意見を頂きました。この結果を経て、私達自身もほっとしたのと同時に、感無量でした。

そして日本に帰国後、余韻に浸りながら私はこの活動を通して「学生の自分にしか出来ない事」を考えるようになりました。これからも、その時その時でしか出来ないことを常に意識して行動していきたいと思います。

また今回、学長表彰式に出させて頂いたこと、このメンバーで賞を頂けたことを大変嬉しく思っております。

 

このように「自分が参加した活動が形となって表彰される」と言うのは、貴重な経験でした。また、受賞をして終わりではなく、この活動で培った様々な能力を活かして、私事ではありますが、就職活動をはじめ、自らの将来のために役立てることができたらと思っております。

最後に、国際交流基金日中交流センターの後藤様をはじめ、重慶師範大学の戦先生、カウンターパートの皆様、並びに中部大学国際関係学部の渋谷先生、高先生、大澤先生、国際関係学部事務室の松村様、ご協力賜り心より御礼申し上げます。

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