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カケハシ・プロジェクト-日本とアメリカを思いで繋ぐ(特派員:YUKI)

【2017年4月17日】

                           

私は、国際関係学部の3年生です。3月15日から22日の8日間、「カケハシ・プロジェクト」のメンバーとして、アメリカのデトロイトを訪問しました。

カケハシ・プロジェクトとは、外務省が推進するプロジェクトで、アメリカやカナダを訪問し、日本の魅力を発信することで、日本への理解促進と日本と北米地域との交流を目的としているものです。デトロイトでのプログラムには、中部大学から25名、静岡大学から25名が参加しました。

ここでは、私がこの派遣で印象に残ったことをいくつかお話したいと思います。

まず、2日目に訪れた高校(South Lyon High School)と大学(Oakland Community)での学生との交流です。対日理解や日本の魅力発信のためのプレゼンテーションを、高校で5回、大学で1回行いました。

                                                   

その中で私は、書道についてアメリカの学生に紹介しました。アメリカという地で私達がこうして出会ったことにもきっと意味があり、何かの縁だからこそ「一生に一度の出会いを大切にしよう」という意味を込めて、「一期一会」という四字熟語を書きました。

                      

その後、自分の名前を英語からカタカナに直して書いてもらう、という書道体験を行いました。学生たちがとても喜んでくれている姿を見て、実際に体験してもらうことによって、より一層日本の文化を伝えることができたのではないかと思いました。

                                    

また、3日目にはデトロイト日本領事館を訪問し、主席領事と会談することができました。

                              

そこで主席領事は、日本人とアメリカ人の違いについて、こんな事をおっしゃっていました。それは、「アメリカでは意見・発言ができなければ、それはその場に存在しないのと同じだ」という事、また「アメリカ人は、お金をかけずに人を喜ばせる方法を知っている」という事です。そのとき、書道体験の参加者を募集した時にたくさん手が挙がった事や、道を歩いていても、「どこから来たの?」「その靴かわいいね!」などと、たくさんの人に声を掛けられた事を思い出しました。主席領事がおっしゃったように、アメリカの人は、コミュニケーションによる人と人の繋がりや、人を喜ばせたいという気持ちを大切にしている、ということを知りました。私たちは、お金や物がなくても人を楽しませたいという気持ちさえあれば、いくらでも相手をハッピーにできる、という考え方を忘れているのではないかと考えさせられました。

私はカケハシ・プロジェクトに参加し、たくさんのことを感じる事ができました。滞在中に見たもの、体験したこと、感じたことはもちろんですが、それ以外にも、素晴らしいメンバーに出会えたこと、一つの事を成し遂げることの大切さを知りました。

           

このプロジェクトには、大学1年生から大学院生という幅広い年代の人が参加し、どのようにしたら日本の魅力を発信できるのか、意見を出し合いました。「誰かがやるのではなく、自分がやる」というように、一人一人が自分の役割に責任を持って取り組んでいる姿や、それ以上に、先輩方が周りをみて行動している姿に感銘を受けました。

また、派遣4か月前から、白紙の状態からメンバーと共に話し合って、プレゼンテーションを作成しました。幾度となく作り直し、うまくいかなかった時に途中で挫折しそうになった事もありました。しかし、メンバー、先生方、国際センターの方々と一緒に知恵を絞り合って作ったプレゼンテーションは、現地で大成功を収め、学生の反応を見たときに、今まで感じたことのない達成感を感じることができました。初めは、期待よりも不安の方が大きかったけれど、帰国時は「帰りたくない」と思うほど、充実した8日間を過ごすことができました。

           

この研修によって、今後の課題もいくつか見つかりました。実際にアメリカで8日間生活をしてみて、自分の語学力の足りなさに改めて気づきました。今後、文法だけではなく実際に使える英語やスピーキング能力を身に着けるために勉学に励み、精進していきたいと思っています。また、帰国後も私たちが先陣を切って、日本とアメリカという文化、言語の異なった2つの国のカケハシとなれるように、情報発信、文化交流に取り組み、この8日間の貴重な体験をきちんと自分のものにして、今後の生活に活かしていきたいと思っています。

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