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積極性と語学力の大切さを実感した2週間-タイ・アジア工科大学「アジアサマースクール2016」に参加して(特派員:ひなこ)

【2016年10月26日】

                                         アジア工科大学

私は国際学科の1年生です。今年の夏、8月15日から26日にかけて、タイのアジア工科大学で行われた「アジアサマースクール2016」に参加しました。

このプログラムは、中部高等学術研究所とタイのアジア工科大学(AIT)のGIS(地理情報システム)&RS(リモートセンシング)研究科が共同で開催したもので、アジア各国から計15人の学生が集まりました。

プログラムの主な目的は、GIS とアジアの持続的開発に関わる様々な問題―――例を挙げると自然災害や感染症、インフラ整備などについて学び、私たちに何が出来るかを考え、お互いに議論しあうことです。基本は座学がメインでしたが、タイの文化や歴史を学ぶ機会も設けられ、王宮やアユタヤにも訪れました。

講義の内容はとても難しく、さらに全て英語で行われたため、初めは内容を理解することができなかったのですが、授業後に各教授から配られたレジュメを再度見て復習したり、自分なりに意見をまとめることを続けていくうちに少しずつ授業についていくことが出来るようになりました。また、このプログラムでは他国の人とルームシェアをするため、授業で分からなかったことをルームメイトに聞き、教えてもらったりしていました。

また、日系企業のPASCOを訪問し、地図がどうやって作られるのかを見聞したり、国立災害警告センター(NDWC)でタイにおける災害時のオペレーションシステムを間近で見たりと、とても有意義な時間を過ごしました。講義の内容が社会にどう結びついているのかを詳しく学ぶことができる貴重な体験でした。

                                   アジアサマースクール2016

私は、このプログラムに参加することができ、本当に良かったと思っています。その理由はたくさんあるのですが、第一に、タイをはじめとするアジアの様々な国の人と仲良くなることが出来たからです。

最初は、自分の英語がちゃんと通じるのか、また、私はこのプログラムの中で最年少だったため話を聞いてもらえるだろうか・・・と不安だらけでしたが、みんなとても優しく接してくれました。2週間という短い時間でしたが、たわいもない話で盛り上がったり、自国の文化や社会情勢について意見を交わすなど、とても濃い時間を過ごしました。私が他国の人と会話して気付いたのは、「英語を上手く話せなくても友達は作れる!」ということでした。私自身、英語には苦手意識がありましたし、実際上手く話せませんでしたが、それでも言いたいことは大体伝えることができました。「伝えたい!」という気持ちがあり、その気持ちを持って自分から積極的に声を掛ければ彼らはちゃんと話に耳を傾けてくれます。この経験は、内気な自分を変えるきっかけになりました。最初は勇気がいりますが、一歩足を踏み出せば自分を変えることが出来ると実感しました。

しかし、それと同時に自分の語学力の無さを痛感しました。プログラムに参加していた他国の学生たちは、同じアジア人であるにも関わらず母国語と変わらない流暢な英語を話していて、その英語力に驚くと共に、これから国際社会で生きていくためにはもっとしっかりとした語学力を身につけなければいけないと改めて思いました。

                                 タイ

タイを訪れ、自然の豊かさと人々の優しさに触れることで、タイが大好きになりました。どこを訪れてもタイ人の気さくな笑顔と温かさがあり、異国にいるのにどこかアットホームな雰囲気がありました。

今回、タイに行くことについて友人に話すと、「タイって途上国でしょう?大丈夫?」などという言葉をたくさん掛けられました。確かに私がタイを訪れた際も、各地で爆発が起こるという事件がありましたが、タイの素晴らしい文化や建築物に触れて、一概に「途上国」という視点で国をくくるのは良くないと感じました。

私は、途上国の貧困格差について関心がありますが、今回タイを訪れて、その歴史や文化に魅了され、興味を抱きました。今後は、国際協力や他文化といった自分の関心分野について知識を深めつつ、国際的な視野を持って生活していきたいと思います。

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