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平成8年度 建築学科卒業 白須 則行さん

【2015年6月1日】

「アーティストとしてアメリカで生きる」

 私は現在、ハリウッドでアーティストとして活動しています。1997年に中部大学建築学科を卒業後、ロサンゼルスに移住しました。1998年にカリフォルニア州立大学で美術学科を専攻し、大学院にも進学して2004年、修士課程を修了しました。その後、アートに関連する会社を設立し就業ビザを取得しました。2012年にはビザの延期を拒否され一時帰国しましたが、諦めず努力した結果、翌年芸術家としてO-1卓越能力者ビザ(※)を取得しました。2013年にアメリカに再入国して数カ月後、永住権の取得許可が下りました。17年間、永住権を取得するため苦労の繰り返しでしたが現在は自信と満足感に満ちています。アメリカには不法移民が約1100万人滞在しているそうです。ロサンゼルスはまさに人種のるつぼ。日本の常識は全く通用しないところです。むしろ、自分で人生を切り開いていく事に生きがいを感じます。英語は特技や趣味ではなく、生きるための手段だと思います。

※科学、芸術、教育、ビジネス、スポーツの分野で卓越した能力を持っている人を対象に発行されるビザ。

木村健二さん

白須則行さん

  • 平成8年度 建築学科卒業

これまでの活動

マサチューセッツ州・ホストン市・ハーハートスクエアの壁画

  • マサチューセッツ州・ホストン市・ハーハートスクエアの壁画

1997年に渡米して以来、アートやエンターテインメントを中心にいろいろな経験をしてきました。個展を開いたり、著名人の肖像画や壁画を描いたり、イベントでパフォーマンスをしたり、テレビに出演したりもしました。また、美術館や図書館等の教育機関を通し、書道、墨絵、アニメ、折り紙などの日本文化を用いて教育にも携わってきました。2010年にロサンゼルス展示場で行われたLAアートショーでは、名古屋市代表の芸術家としてロサンゼルス市と名古屋市の姉妹都市関係を結ぶ作品を展示しました。2014年には映画俳優デンゼル・ワシントンの妻ポーレッタ・ワシントンと共に国際連合の教育ビデオの作成に関わり、私は美術を担当しました。そして今春には、ロサンゼルス郡立美術館でアートの講師を務めます。

 

建築学と英会話に励んだ学生時代

 中部大学では建築の勉強と英会話の勉強に励みました。2年生の春学期にはオハイオ大学長期研修に参加し、初めて“外国”を経験しました。この貴重な異文化体験が現在でも役立っています。物事を地球規模で考えられるようになりました。また、アメリカに移住して初めて、日本の工学部の学位がいかに貴重であるかに気付きました。海外に出てみることによって自国の文化、歴史や自分自身の人生の重要さがはっきりと把握できるようになると思います。中部大学のさまざまなサポートを上手に活用して世界に旅立ってください。その報酬は大きいと思います。Have a safe trip!

※ウプト194号(2015年5月31日発行)より転載

ノールドアインデ宮殿(オランダ王室の執務宮殿)前の騎馬像

映画俳優ダニー・グローバーさん(中央)、母との記念写真。この時はチャリティーイベントの美術担当として著名人の肖像画、Tシャツのデザイン、ステージ上に飾られた2.5メートル四方の恵を描いた。

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