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平成21年度 生命健康科学部 生命医科学科卒業 光﨑比呂子さん

【2015年5月31日】

正確に、迅速に
臨床検査技師として医療に携わる

臨床検査技師としての仕事

光﨑弘比呂子さん

  • 名古屋掖済会病院 臨床検査技師
  • 2009(平成21)年度 生命健康科学部 生命医科学科卒業

白衣に身を包み、マスク姿で現れた光﨑さん。生命医科学科の第1期生で、臨床検査技師として患者さんの血液や喀痰(かくたん)、尿など、さまざまな検体の検査をしている。中央検査部微生物検査室に籍を置き、昼夜を問わず届くそれらの検体を培養して菌を同定したり、菌にどの薬剤が有効かを確かめる検査を行ったりしている。また、輸血部も兼務し、患者さんの血液型の判定や、クロスマッチテストというドナーと患者さんの血液の適合検査も行う。結果を見て想定した値との違いを感じたらカルテの確認や、再検査をする。正確な結果が求められる中で、何かおかしいと感じられるかどうかに臨床検査技師としての知識と経験が問われる。 1日の大半を検査室の中で過ごし、もの言わぬ相手を前に顕微鏡をのぞき込む日々。だが、その先にいつも患者さんの姿があることは忘れない。「検査結果次第で今後の治療法が変わることもあります。人の命に関わることなので、常に緊張感を持って仕事にあたっています」。毎朝8時過ぎからは採血のために入院患者さんのいる病棟をまわる。直接患者さんと関わる機会が少ない中で、貴重な時間だ。

救急の場にも立ち会う

光﨑さんが勤務する名古屋掖済会病院は救急医療を担い、重症度、緊急性の高い患者さんの受け入れもしている。光﨑さんは「救急医療に携わりたい」との思いが実現できるとここに就職を決めた。臨床検査技師が救急の場に立ち会うことは珍しいと言われる。当直がまわってくると医師などと連携して業務にあたる。「例えば胸痛の患者さんが搬送されてきた時に私たちがいればすぐに心電図をとることができます。正確に、迅速に対応することを心掛けながら、臨床検査技師としてできることを精一杯尽くしています」。直接治療に携わることはできないが、目の前にいる患者さんのために自分にできることがある。救急現場は人命に関わる使命の重みを改めて実感する場所でもある。

学生時代を振り返って

「学生時代はよく勉強した方だと思います。入学したばかりの頃は漠然と医療の勉強がしたいと思っていただけでしたが、生命医科学科で医学・薬学・理学など幅広い領域を学ぶことができたからこそ、臨床検査技師という道を選択することができたのだと思います」。微生物学実習の授業で学んだことは、就職した今もとても役立っている。「検体をスライドに塗抹(とまつ)し、染色・鏡検する作業は大学で学んだことそのもの。当時の教科書を出してきて調べることもあります」。社会人になってからも勉強する姿勢は変わらない。キャリアアップのために救急検査認定技師の資格を取得しようと、忙しい合間を縫って勉強している。「救急医療を担う病院に勤務しているので取得を目指して頑張りたいです」。勤続6年目を迎え、新たな目標が生まれていた。

光﨑比呂子さん

中部大生にメッセージ

 「医療系の国家試験を受験する方は、同じ道を志す仲間と一緒になって頑張ると良いと思います。みんなで頑張って、みんなで合格しようという互いに学び合う雰囲気の中で私も頑張ってきました。二度と戻らない学生時代を楽しむことも忘れないでくださいね」

※ウプト194号(2015年5月31日発行)より転載

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