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昭和48年度 電子工学科卒業 瀬尾英重さん

【2005年10月1日】

社長は、社員の力を引き出す演出家だと思う

瀬尾さん

当社はテレビアンテナメーカーとして成長し、設立50周年を迎えた今年6月、創業者である端山孝前社長からバトンを受け取り、2代目の社長に就任いたしました。初めてバトンを受け取った者として、まず重要な任務の一つと考えているのが創業者の企業哲学を継承していくことです。企業を継続するための土台と言えるこの「企業理念」を大切にし、創業者以上に社員に浸透させるための努力をしていくつもりです。また一方で、新社長として私なりのビジョンや方針を明確にしなくてはいけない。今の時代、一番必要なのはスピードです。昔であれば、じっくり吟味した上で物事を選択すればよかったのかもしれない。しかし、技術をはじめあらゆるものが加速度的に変化する今、即断即決とまではいかないまでも、何をやれば、どうすればいいのか、社員に見えるカタチで、迅速に目標を提示することが求められていると思います。

私は中部工業大学を卒業し、エンジニアとして入社しました。当時はまだ、現在のような上場企業ではなく、しかし非常に将来性のある企業だと感じていました。転機となったのは、経営企画に力を入れるために立ち上げられた社長室への配属。これを景気に総務、人事、経理と次第に経営に携わるようになっていきました。

私の利点をあげるとすれば、社員としての経験を積んでいるからこそ社員の気持ちがわかることではないでしょう か。私一人が頑張ったところで、一人の力というのは限られている。働く社員みんなが、自分の能力を100%発揮できるような環境を整えることが重要であ り、そういう意味で、社長はマネージャーではなく演出家ではないかと思っています。働きやすい環境、やりがいのある職場づくり、それらを創りだすことこそが、社長である私の仕事だと考えています。

まさにバブル期であった91年に、わが社は441億という売上高の最高記録をつくりました。社長に就任した際にまず掲げた目標が、この記録を抜くことです。こういう時代だからこそ、守るのではなくチャレンジを続け、有言実行の精神で邁進していきます。

瀬尾さん

※中部大学同窓会誌桃園の夢 Vol.54(2005年10月1日発行)より転載

瀬尾英重さん

マスプロ電工株式会社 代表取締役会長 (2005年取材当時は代表取締役社長)。中部大学工学部電子工学科 昭和48年度卒業。

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