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平成21年度 応用生物化学科卒業 湊 友亮さん

【2013年5月31日】

知られていない分野だからこそ デンプンの汎用性に魅力

確固とした商品力で勝負

片栗粉に代表されるデンプン。タレやソースのとろみを出す、まんじゅうや麺などの打ち粉に使う他、食感を変えるなど、あらゆる食製品に使われている。湊さんはデンプンの流通・加工・販売を扱う東海デキストリン株式会社で営業担当として、主に食品を扱う会社を対象に、業務用のデンプンの販路拡大を目指している。

デンプンの用途はさまざまで、「ふわふわ」「もちもち」など最近人気のパンの食感は、実はデンプン由来によるところが多い。デンプンはいろいろな種類があり、その配合や化学処理を変えることで食感を変えられる。また、打ち粉としては初発菌や、麺を茹でる際のお湯の濁りを抑える効果もある。「デンプンのことをよく知らない人は多いのですが、それが、私がこの会社を選んだ理由の一つでもあります。小麦粉や砂糖は使うお客様も決まっていますし、皆さん既に用途をご存じです。その点、デンプンは汎用性が高く、可能性がすごく大きいと思います。食品だけでなく医療用や工業用のデンプンもあります。レンガや鋳物、陶器を作る時に糊として使い、化学合成品を使わずに天然物由来の材料で作ることができます。弊社はそういう方面にも強みを持っているので、営業のしがいがあります」

湊 友亮さん

  • 東海デキストリン株式会社 第二営業部
  • 平成21年度 応用生物化学科卒業

探究心を養い、時間の使い方を学んだ大学時代

大学では、大西素子研究室(応用生物化学科)に所属して日夜研究に打ち込んだ。そこでは、時間の管理の仕方、論理的な思考を学んだ。「大西研究室は細胞を扱っているのですが、例えば大腸菌の培養をセットして3時間待つ間に、就職活動をするんです。名古屋市内の会社説明会であれば、往復1時間、説明会1時間の計2時間で大学に戻って実験を続けるということもありました。実験では、うまくいかなかった時に何がいけなかったか、どうしたらうまくいくか、原因を追究して一つずつ検証しながら改善していく、筋道を立てて考える力が養われました。時間の有効な使い方、論理的に物事を考える力は、仕事にも役立っています」

希望した営業職で本領を発揮

顧客との信頼関係を築いた上で要望をもらい、それに応えられた時が一番やりがいを感じるという。「営業部の後輩には『商品ではなく顔を売れ』と言っています。『こういう商品はないの?』など、お客様が困った時に最初に声を掛けてもらえるのは、期待されているということだと思います」。商品の改良を求められれば、最適な商品を考えて自分でテストしてサンプルを用意し、実際に使ってもらった結果を持ち帰って改良を加える……を繰り返して顧客の要望に沿う商品の開発も手掛ける。

先輩の営業社員の売り上げを超えるのが今の目標という湊さん。今後は「担当する関西エリアに多い洋菓子分野での販路を広げたい」と意欲を語った。

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