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昭和58年度 工学部 電子工学科卒業 髙田寿之さん

【2017年2月28日】

社の将来を見据えて

グローバル企業のトップとして

2015年7月に株式会社ナ・デックスの代表取締役社長に就任した髙田さん。同社は自動車の製造ラインなどで使用される抵抗溶接機の制御装置の開発・販売では国内シェア80%を占め、国内はもとより、中国・タイ・インドネシア・アメリカ・メキシコなど海外にも拠点を持つ。髙田さんはそのトップとして社の未来を見つめる。「頭の中はいつもこの会社をどう導いていくかということでいっぱいです。2015年に策定した長期経営ビジョン『NADEX 2025 VISION』を基に、“あるべき姿”を意識した経営を心掛け、当社のみならず国内外のグループ企業経営者にも同様の姿勢で取り組んでもらおうと定期的にグローバル会議を開催し、計画の進捗状況や問題点を共有しています。経営上の重要な決定事項などは、役員や多くの優秀な社員に相談しながら決定していますが、最終的には自分が決断しなければなりません。でも幸いあまり悩まないタイプなので苦労していませんね(笑)。日頃はポジティブな発言しかしません。それで自分を奮い立たせているという側面もあります」 

常に次の挑戦へ、大学との連携も

主力の自動車産業では、まだ手薄なヨーロッパにも製品を売り込み、さらなる規模拡大を目指すという。そして最近では自動車ボディの軽量化への動きに伴い、アルミに対するレーザー工法を発表。福井県敦賀市にある研究施設では、大学・公的機関と共同して時代の先を読んだ研究開発が繰り返されている。また、自動車産業以外の分野への技術活用にも積極的だ。「中部大学とも共同研究できないか探っているところです」

 

髙田寿之さん

  • 髙田寿之さん
  • 株式会社ナ・デックス代表取締役社長
  • 1983(昭和58)年度 工学部 電子工学科卒業

営業で生きた学生時代の経験

学生時代は大学祭実行委員会に所属。今も続く研究発表展は髙田さんが立案した。「大学ならやはり研究発表展の企画は必要だと思い提案したのですが、当時は集客できるのかと一蹴されました」。しかし実現に向けて先輩から学科の主任教授全員に交渉するよう言われ、日々研究室を回った。その結果3学科を除いて研究発表展に出展してもらえることになった。「この時の経験が社会人になってとても役立ったと思います。入社して数年で技術職から営業職に換わったのですが、営業の真髄は会ってもらえないお客様に振り向いていただいて、お客様のために何ができるか考え、どう役に立てるかです。私は相手の懐にすっと入れないタイプ。だから何度でも通って相手の間口を少しずつ開いていきました。原点は学生時代にあったと思います」。営業職時代の忘れられないエピソードにこんなものがある。「私の後をついてくる競合他社の営業がいると聞いたことがありました。私の行くところに仕事があるということで(笑)」

“これ”という部分では人生を真剣に生きてほしい

髙田寿之さん

「中部大生の皆さんには、自分のやりたいことを積極的に見つけ、その部分では人生を真剣に生きてほしいと思います。私自身、学業が完璧だったとは思いませんが、大学祭実行委員としての真剣な取り組みが大きな自信となりました。自分には“これ”という自信の持てるものを持ってほしいです」

※ウプト201号(2017年2月28日発行)より転載

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