研究室の1年
ゼミ
原則毎週1回、下記のいずれかを行っています。時間帯は、授業やTA等、各自の都合を考慮して、全員が参加できるようにしています。
実験報告会
各自の研究の進捗状況をレジュメまたはスライドで報告します。夏休み前は2回、秋からは10~12月に毎月1回行います。うまくいかなかったことも含めて、自分がやってきたことをすべて報告します。作成した資料については、できる限り教員が添削し、プレゼンテーション能力の向上を目指します。
文献紹介
興味を持った論文等の文献を一つ以上自分で選び、レジュメにまとめて皆に紹介します。単なる文献の和訳や内容紹介にとどまらず、関連する内容(測定手法や理論、現象など)を深めて説明してもらいます。春学期・秋学期各1回ずつ担当します。文献は英語のものが理想ですが、4年生については、日本語のものであっても皆が勉強になる内容であれば可とします。
また、上記とは別に、院生には最近(概ね半年以内)の論文を各回2報選び、その概要を簡潔に(できれば5分程度で)紹介してもらうこともしています。こちらも春学期・秋学期各1回ずつ担当します。
なお、仮配属の3年生は「化学英語セミナーA」の授業の最後に、指定された英語論文の内容をレジュメにまとめて発表してもらいます。
これらは配属前の3年生までの感覚では大変そうに見えるかもしれませんが、やってみると何とかなるもので、これまでほぼ全員が無難にこなしています。
学会報告
院生には学会に積極的に参加してもらっています。基本的に学会に参加するのは発表を行う人のみですが、近隣(愛知県内とその周辺)で開催される場合は、発表者以外の院生や進学予定の4年生も、各人の希望があれば聴講のみで参加してもらいます。
学会に参加した人には、学会の翌週に、各自が聴講した発表の中で興味を持ったものについて、その概要を紹介してもらいます。
研究室の1年
年によって若干の変更はありますが、概ね次の通りです。
4月
- 4年生卒業研究スタート
- 文献紹介
5月
研究のペースをつかんで時間をうまく使ってください。
- 文献紹介
- 学会発表(高分子学会年次大会)
6月
- 文献紹介
- 実験報告会
- 大学院入試(内部進学者対象、進学の意思が固まっている人はここで受かってください)
7月
- 文献紹介
- 同窓会(2012年より。M1の学年を幹事として、毎年の定例行事となっていましたが2020, 21年は開催していません。時期は変動するかもしれません)
- 卒研仮配属説明会(興味のある3年生はどんどん見学に来てください)
8月
- 夏のオープンキャンパス
- 実験報告会+前期打ち上げ(例年、オープンキャンパスの頃です)
- 夏休み
9月
4年生もこの頃には自分で考えて動けるようになっているはずです。
- 卒研仮配属決定(3年生、秋学期の専門実験は研究室で行います)
- 文献紹介
- 学会発表(高分子討論会、液晶学会など)
10月
- 文献紹介
- 実験報告会
- 大学院入試
11月
- 文献紹介
- 実験報告会
- 学会発表(中部化学関係学協会支部連合秋季大会、院生は基本的に口頭発表)
12月
- 文献紹介
- 実験報告会+忘年会(仮配属の3年生も参加)
- 学会発表(日本MRS)
1月
卒論や修論の追い込みの時期です。
- 応用化学創成実験プレゼン(3年生、ポスター発表を学科全体で行います)
- 化学英語セミナーAプレゼン(3年生1人1報、英語文献の紹介)
2月
- 卒論・修論発表+打ち上げ(仮配属の3年生も参加)
3月
- 卒業式・卒業記念パーティー
- 学会発表(日本化学会年会)