応用生物化学科 中川研究室

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研究概要

「染色体上に存在する一塩基が決定する個人差の理解」と「活力ある高齢化社会の実現」

 

 

 私たちは、染色体上に300万~1000万程度存在すると言われている「塩基配列の個人差」の中から「体質の個人差」を決定する塩基配列の候補を見つけ出し、この塩基配列の違いがどのような個人差を決定し、それがどのように決定されるかについて明らかにしようと日々研究をしています。そして、得られた実験結果に基づいて、「病気に罹りやすい(あるいは罹りにくい)体質」や「薬が効き過ぎる(あるいは効きにくい)体質」を遺伝子レベルで診断できるようにしようと考えています。

 「疾患の発症リスク」や「薬の効果」が事前に分かれば、疾患や薬の副作用を未然に防ぐことが可能になります。人類の一人一人が自分の体質を理解し、自らが疾患や薬の副作用の予防に努め、老後も健やかに生活できる「活力ある高齢化社会」の実現に貢献することが、私たちの研究の終着点です。

 

この終着点に到達するために、私たちの研究室では、「膜輸送体」に注目し、「運動器」と「がん」における次の4つの課題を解決することに現在取り組んでいます。

  •  個人差を決定する一塩基の探索 (詳細は、こちら)
  •  運動器を制御する新たな分子機構の探索 (詳細は、こちら)
  •  がんの新規治療法の探索 (詳細は、こちら)
  •  運動器障害・がんを予防/治療する薬および方法の開発 (詳細は、こちら)

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