新着情報 2018.09.26
-
2018.09.26
2018年6月20日から23日にポルトガルのリスボンで、EMBO Workshop “New shores in land plant evolution”が開催されました。町田研の博士研究員のVial-Pradel Simonさんがポスター発表をしました。ポスターでは、植物界に広く保存されているAS2/LOBファミリーのメンバーであるシロイヌナズナの zinc-finger-like protein ASYMMETRIC LEAVES2 (AS2) がその direct target である ETTIN (ARF3) 遺伝子の exon 1 の CpG repeat 配列に結合する事、結合にはzinc-finger-like motif が必要である事、核小体の周縁部に塊状に局在するAS2と核小体局在タンパク質であるNUC1やRH10がETTIN遺伝子のgene body DNAメチル化維持に関わることを報告しました。植物界に広く保存されているAS2/LOBファミリーのすべてのメンバーにはzinc-finger-like motifが保存されていることから、AS2のzinc-finger-like motifの分子機能が明らかになる事は大変重要だと考えられます。