3つのポリシー 工学部 応用化学科

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」

    方針概要

    幅広い教養と豊かな人間性を養うとともに、化学に関わる専門知識や技能を身につけ、これらを主体的に応用・実践できる思考力および実行力を兼ね備えた、持続発展可能な社会に貢献する化学技術者として、以下に示した力を身につけた者に対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    基盤科学、先端材料、環境調和等を中心とした化学に関する専門知識、さらに化学技術者として必要な自然科学や工学に関する幅広い分野ならびにデータ処理や情報発信に必要なICT活用に関わる知識・技能を修得し、新たな発想を生み出すことができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 豊かな教養
    • 専門的知識・技能
    • 「中部大学で身につく汎用力」について
      本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念(中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。)を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」(9つの能力で構成)を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    (1)実験や研究で得られた成果、および収集した化学技術に関する情報を解釈し、自分の考えを論理的に説明し、議論することができる。
    (2)化学技術が人間社会や自然環境に及ぼす影響を理解することで持続発展可能な社会の実現に向けた新たな課題を自ら見出すとともに、その問題解決に様々な角度から自発的に取り組むことができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)専門的知識・技能
    • (1)(2)思考力
    • (1)(2)自立心
    • (2)学び続ける能力

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    (1)化学技術が関わる諸問題について自律的かつ継続的に学び、化学技術者として社会の要請に柔軟に対応することができる。
    (2)専門分野にとどまらず人文・社会科学も含めた幅広い教養を養い、化学技術者として国際社会で様々な立場の人々とコミュニケーションをとり、協働して持続発展可能な社会に貢献することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)自立心
    • (1)学び続ける能力
    • (1)(2)多様性
    • (2)豊かな教養
    • (2)国際的な視野
    • (2)協調性・協働性

    ④あてになる人間として実行する姿勢

    修得した知識や技能を基礎として、化学技術者として持続発展可能な社会に貢献する意欲と実行力を備え、責任感と倫理観をもって主体的に行動できる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 自立心
    • 協調性・協働性
    • 実行力

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」

    方針概要

    応用化学科では、化学に関わる専門的知識や技能を身につけ、これらを主体的に応用・実践できる思考力および実行力を兼ね備えた、持続発展可能な社会に貢献する化学技術者の育成を目指している。その目標達成のために、全学共通教育科目、理工系教育圏科目、応用化学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実験を適切に組み合わせて、基盤科学、先端材料、環境調和を中心とした化学に関する専門知識・技能とともに、技術者として活躍するために必要な豊かな教養と協調性・実行力を身につける教育を実践する。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップ、カリキュラムツリーによってカリキュラムの体系を明確にしている。また、3年次からのコース選択(スペシャリストコース、エンジニアコース)により、個々の目標に応じた化学技術者の育成を行う。

    ①教育内容・編成方針

    (1)人文・社会・自然科学系および英語を中心とする語学等の全学共通教育科目の履修により、豊かな教養、国際的な視野、協調性・協働性を身につける。
    (2)理工系教育圏科目の履修により、化学技術者として必要な自然科学全般の幅広い知識・技能を修得する。
    (3)応用化学科専門教育科目においては、無機化学、有機化学、物理化学および環境化学工学の4領域を中心とした科目を基礎から発展的な内容、さらに最先端応用まで段階的に配置し、講義、演習、実験を組み合わせた教育により化学に関する専門的知識・技能を身につける。
    (4)3年次においては、個々の能力と目標に応じてエンジニアコースとスペシャリストコースの2コース制を取り持続発展可能な社会に貢献する化学技術者を育成する。

    ②教育方法

    (1)1~2年次開講の基礎無機化学、基礎有機化学、基礎物理化学、基礎分析化学、基礎化学工学を必修コア科目として位置づけ、4領域の基盤となる化学の基礎教育を徹底して行い専門科目の十分な理解につなげる。
    (2)実験科目は1年次から3年次まで全学期に渡り配置し、実験の初歩から卒業研究に直結した応用実験まで幅広い化学分野の実験を体系的に行う。
    (3)実験科目を中心に少人数のクラス編成により創成的な要素を取り入れ、自ら課題を見出し自発的に取り組む能力を養う。
    (4)4年次の卒業研究においては、それまでに身につけた専門的知識・技能を発展融合させ4領域の枠にとらわれない基盤科学、先端材料、環境調和に関わる最先端化学の研究に取り組み、自立心と協調性、実行力を養う。

    ③教育評価

    (1)シラバスで科目ごとの評価基準を定め評価を厳格化するとともに相互チェックによりカリキュラム内の整合性を図る。
    (2)学力試験、レポート等によって知識や技能の修得度を確認し、個々の学生の達成度を評価する。卒業研究においては、実験遂行、ディスカッション、プレゼンテーション、卒業論文から達成度を総合的に評価する。
    (3)学期ごとにポートフォリオ(大学での目標と達成度の記録簿)を記入することで前学期の取り組みを学生が自己評価し、指導教員との面談を通じて、目標達成のための達成状況を相互に確認する。
    (4) 進級判定、卒業判定、就職内定率、学習達成度評価アンケート、卒業時アンケート、GPAの分析等から教育効果を総合的に評価し教育システムの改善に生かす。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    2025年度入学対象のアドミッション・ポリシーは準備中です。

    中部大学について