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社会のパラダイム変化に対応する教育の改革

“不足するもの”を探り出すために、キャッチアップ時代からフロントランナー時代へのパラダイムの変化を、産業と教育の観点から比較してみると、下図のようになります。

キャッチアップ時代とフロントランナー時代の比較

キャッチアップ時代は、環境・資源・エネルギーなどは無限であるという無限パラダイムの下で、もっぱらモノの量的拡大を意味する“成長(growth)”を目指して、改良型産業を中心に産業の進展を図ってきました。このようなパラダイムの下では、企業は、前述したように、技術のシーズ(基礎知識と基盤技術)を欧米先進諸国から導入し、それを加工・応用して、画一製品の大量生産と高性能化を指向してきましたので、大学にも、画一的教育による大量の人材の輩出を求め、企業内においてもそれに相応しいOJT(on job training)が行われてきました。

フロントランナー時代を迎えたこれからは、環境・資源・エネルギーなどは有限であるという有限パラダイムの下で、モノの量的拡大を意味する成長(growth)ではなく、質の向上を意味する“発展(development)”を目指して、開発・創造型産業の進展を図っていかなければなりません。そのためには、一人ひとりが創造性を発揮することのできる個性輝く教育が必要ですが、個性輝く創造性教育は大変手間がかかり、コストもかかりますので、このような教育を企業で行うことが困難になり、その役割が大学に強く求められるようになってきています。

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